センタードローイングとサイドドローイングのやり方と向き不向き|アーチェリーの上達法

アーチェリー競技の流れの一つ、アンカーリングの際、鼻、口、顎の三点に弦が付くように心がけることをご紹介したと思います。

骨格によってはサイドアンカーになったり、センターアンカーになったりすることがありますが、矢筋を通すことができれば、どちらのアンカーリングでも問題はありません。

目次

1.アーチェリーの基本動作~センタードローイングとサイドドローイング~

アンカーリングがサイドかセンターかで、引きやすいドローイングの仕方があります。

1.センタードローイングのやり方

センタードローイングはセットアップから最短距離で真っ直ぐにドローイングをすることを言います。

センタードローイングだと、センターアンカーになりやすいですが、骨格の問題やや顔の向きに不自然さを感じるようでしたら、サイドアンカーでやった方が良いです。

2.サイドドローイングのやり方

サイドドローイングは引き手を横から顎の下に回すようにアンカーリングする諸法で、欧米人などリーチの長い選手が行っていることが多いドローイング法です。

鼻が高い欧米人がサイドアンカーで行っているのも、サイドドローイングで一定に保たれていからできているといえますね。




2.センタードローイングとサイドドローイングの向き不向き

センタードローイングもサイドドローイングもどちらにも利点、欠点はあります。

ドローイングは身体の大きさ、リーチの長さで影響が出るので、自分の身体に合ったドローイングをする必要があります。

基本のセンターアンカーがしやすいセンタードローイングですが、初心者の方ですと筋力が十分ではないので、肘が矢の中心から突き出てしまい、フルドロー状態の引き手が甘い状態になってしまうので、少々難しいドローイングとなります。

しかし、十分引けるようになった場合に行うと肘が締まっている感覚があり、リリースが緩まなくなる利点があります。

このセンタードローイングは、リーチの短い日本人や、アジア系の選手が良く行っている方法なので、筋力が追い付いているのであれば、ぜひやってほしいドローイングです。

欧米人に向いているサイドドローイングですが、リーチの長い男性の方であれば、こちらでも大丈夫です。

サイドドローイングはセンタードローイングより、押し手の意識が薄れてしまうので、押し手をしっかり押し返す感覚を忘れてはいけません。

ドローイングの種類でフォームに対しての感覚が違いますが、アーチェリーにおいて、大切なのは「矢筋を通すこと」、フルドロー状態になったときに弦の位置が一定であることです。




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当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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