ポンドの調整方法|アーチェリーが上達する練習方法

それぞれの弓には弓が戻ろうとする際に発生する力が異なります。

もちろんそれは多少であれば調整が可能なので、アーチェリー経験者の方と自分の打ちやすさをすり合わせていきましょう。

目次

1.ポンドとは

アーチェリーにおいて、弓の力の強さの単位を「ポンド」と呼びます。

1ポンド0.454kgあり、弓のポンド数はグリップの底から26インチ引っ張ったときの強さを表しています。

実際にポンドを測る器具がありますので、打つ前に試してみると自分の弓のポンド数がわかりますよ。

また、表示ポンドと実質ポンドは表示が違う場合もあります。

これはアーチェリーをプレイする人のフォームによって変わっていくので、リーチが長かったり、押し手引き手の伸びが良かったりすると、ポンド数は上がり、逆にリーチが短くフォームの伸びが悪いとポンド数は下がります。

なお、伸びが悪い場合はその弓の表示ポンドに達していないことになるので、筋トレも必要になりますし、場合によっては表示ポンドの低い弓を使う必要があります。

ポンドが上がると、矢速が早くなりサイトの値も上がるので、上がるに越したことはありません。

2.ポンド調整の仕方

ポンド調整は、ハンドルのリムの入り口のねじを回すことで調整が可能です。




調整には六角棒を使用します。

まず、表側のねじの現在地に印をつけておきましょう。

裏側のねじは、ロックねじを少し緩めます。

これで表ねじを調整することができます。

ポンドを上げたいときは時計回りに回しますが、裏ねじを緩めた分だけしか、ねじを回すことができないので、必要に応じて回す回数を調整してください。

また、表裏のねじには六角棒を挿したままの方が安定します。

これでポンドを調整することができますが、上リムと下リムは同じ回数だけ回転させてください。

上下のポンド数が変わってくると、矢の飛ぶ力に影響が出てしまうので、注意が必要です。

調整が終わったら裏のロックねじを締めて完了です。

弓の種類によっても1回転で何ポンド上がるかは変わりますが、大体1ポンド未満上がると捉えていただいて結構です。

1ポンドでも感覚はまるで違うので、無理なポンドアップはおすすめしません。

半回転~一回転を目途に、打ちながら調整する必要があるので、打ちづらさを感じたらやめた方が良いです。

アーチェリー競技の距離によってポンド数の必要性は非常に高いですが、何より大切なのは何射も同じフォームで打てるということです。

大体の自分のフォームが落ち着いてからの調整となりますね。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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