テコンドーを子供に習わせるメリットと注意点

6歳までに決まると言われる子供の運動神経。多くの子供たちが駆けっこや鬼ごっこといった遊びを通じて運動神経のネットワークを構成していきます。

貴重なこの時期にお子様に習い事をさせてあげようと考えている親御さんは是非ともテコンドーを始めさせてみませんか。

1.テコンドーを習わせるメリット

野球・サッカー・水泳・ピアノ・習字など、お子様に習い事をさせている親御さんは多いのではないでしょうか。

スポーツの種類はたくさんありますが、中でもテコンドーは人として大切な心や強い身体を作り、育むためにとても相性がいいと自信をもってお伝えできます。では、テコンドーならではの魅力を解説していきますね。

1. 強くてしなやかな体づくり

テコンドーの特徴は他の格闘技に類を見ないほど発達した蹴り技。特に頭部への蹴りが決まれば高いポイントが付く競技の特性上、しなやかな体つくりは欠かせません。

関節がまだ柔らかい幼年期の内に柔軟な体を作る事は、怪我をしない体つくりの為にも非常に重要な要素となります。

硬いままの関節を無理に動かしてしまうと筋肉や関節にダメージを与えてしまうため、やがて日常生活に支障をきたすほどの身体の故障に繋がってしまいます。細くて硬いゴムを無理に引き延ばすとどうなってしまいますか。簡単にぷつりと切れてしまいますよね。

つまり、テコンドーの蹴りの動作やストレッチで柔軟性を鍛えることは「丈夫でよく伸びて負担の少ないバネ」を作る側面も持っているのです。華やかな蹴りが身につくだけでなく、健康で丈夫な体を早い段階で手に入れる事ができます。

2. オリンピックに出場できるチャンス

打撃系格闘技においてテコンドーだからこそ与えられる最高の舞台。それはオリンピックです。

WTFテコンドーがオリンピック種目に採用されて以来、日本だけでなく世界からの注目度は急激に上昇し、日本国内だけでも1.5万人の競技人口を誇っています。

オリンピックと聞くと何だかとても遠い道のりや高い壁を感じてしまいがちですが、私が声を大にして言いたいのは「何でも吸収する子供の内から継続するからこそチャンスが訪れる」という事です。

成長期の子供たちは一言でいえば「スポンジ」です。好奇心旺盛で何にでも興味を示し、どんどん吸収していく大切な時期こそ世界に羽ばたく大きなチャンスだと捉えていただきたいのです。

オリンピックメダリストの濱田真由選手も、子供の頃から地道にコツコツと稽古を積み上げてきたからこそ世界という大舞台に上がる事ができたのです。

他の打撃格闘技にはない「テコンドーだからこそ」立つことのできるオリンピックの舞台。スポンジのように吸収する貴重な学びの時期に世界の舞台が用意されたテコンドーを強くお勧めします。

3. テコンドー精神で礼儀礼節が身につく

武道や格闘技を習う上で何といっても成長する要素。それが礼儀礼節です。




大きな声で元気よく挨拶ができるか、年下の子供に優しく接してあげることができているか、目の前の課題に一生懸命取り組むことができるかなどの一般的な礼儀礼節をだけではありません。

「いじめをしない・させない・許さない」強い身体と正しい心は学校だけでは身に付けることのできないのです。自分に向き合い、痛みを理解し、心の強さを磨く場所。それが道場です。

この「組手での痛みを通じて人の痛みを理解できる優しい子供を育てる」という側面は武道や格闘技以外の競技ではなかなか得ることができません。今の時代に陰湿ないじめが多いのは「他人の痛みを理解できない」からに他ならないのです。

理不尽な力に負けない、いじめを絶対にしない、人として正しい心を身に付けるためにもテコンドーは必ず助けてくれるでしょう。テコンドーを通じて清く、正しい人格を磨きましょう。

2. こんなところに気を付けよう

どんな競技にも良い点と同時に気を付けなければならない点というものは必ず生じてきます。激しい動きを伴うスポーツにはどんなに安全なルールを設定しようとリスクを無くすことはどうしてもできません。それはどのスポーツも同じです。

この項目では子供たちの安全のために、「何に気をつけるのか・予防のためにはどうしたらいいのか」を解説していきます。安全に対する知識を深めていきましょう。

1.怪我のリスク

武道であると同時に格闘技としての側面を併せ持つテコンドー。
お互いの攻撃をしっかり当てる為。当然ながら痛みや場合によっては怪我を伴います。

特に多いのは頭部への怪我や脳震盪です。安全のためにヘッドギアを装着しているとはいえ、攻防の中でどうしてももらってしまう場面はやってきます。

では、人体の急所でもある頭部、さらに脳を守るためにはどうすればいいのでしょうか。
それは相手の攻撃をしっかりと避ける「体重移動の伴ったディフェンス技術」を磨く事です。
華やかで見栄えのある攻撃ばかりに目を向けがちですが一番大事なのは「攻撃よりも防御」なのです。

相手の攻撃をできるだけもらわないようにステップでしっかり避ける、かわす、回りこむといった体重移動を伴った防御に重きを置く事で脳へのダメージを格段に抑えることができます。逆にその場で足を止めて受け止める、ガードするといった体重移動を伴わない防御は多少なりともダメージを受けてしまいます。

基本的には相手の攻撃をもらわない。ガードやブロックはどうしてもステップが間に合わない時の保険と位置付けましょう。筋力やスピード以前にもらわない意識こそが、選手生命を長く保つだけでなく健康で幸せな毎日を送るために必要なのです。

以上がテコンドーを子供に習わせるメリット、および注意点です。
テコンドーを通じて清く正しいお子様に成長される事を祈っております。
ご清聴ありがとうございました。




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