フラダンスの名曲「プアマナ」

フラダンスには長く踊られているスタンダードな名曲がたくさんあります。

その中でも代表的な曲の歌詞と和訳、曲の舞台や背景などを紹介します。

今回は、フラダンス初心者さんやクプナ(高齢の女性)さんが踊ることの多い名曲「プアマナ」を紹介します。

1.Puamana

Puamana   プアマナ

Ku`u home i Lahaina   私の家はラハイナという所にあります

Me na pua `ala onaona   花のにおいのするすてきな所

Ku`u home i aloha `ia   愛情がいっぱいの家です

Ku`u home   私の家の前の

I ka ulu o ka niu   小さな森にはヤシの木があります

`O ka niu ku kilakila   その雄大なヤシの木の大きな葉が

Napenape malie   ゆっくりとゆれています

Home nani   美しい私の家

Home i ka `ae kai   すぐ近くにきれいな海があります

Ke konane a ka mahina   夜、まぶしいほどの月の光が海に反射して

I ke kai hawanawana   ささやく様にさざなみにゆれています

Ha`ina   この物語は

`Ia mai ka puana   これで終わりです

Ku`u home i Lahaina   私の家はラハイナという所にあり

I piha me ka hau`oli   幸せに満ちています

2.プアマナとは?

この曲のタイトルは『Pua Mana』と表記される場合があります。

Pua はハワイ語で花、Mana は魂とかスピリチュアルなどの意味があり、『美しい神秘的な花』という訳し方をされることがありますが、これは誤りだといわれています。

プアマナとはこの歌の作者、イルムガード・ファーデン・アルリさんとその家族が住んでいた、ラハイナにある家を歌った歌なのです。

ラハイナとはマウイ島の海沿いにある港町で、一家の家は3番の歌詞にある通り海の近くにありました。

敷地内にはヤシの木がたくさん植えられていました。




これは12人もいたという子供たちが1本ずつ植えて、大切に育てていたといいます。
4番の最後に『I piha me ka hau`oli』という歌詞がありますが、これは幸せに満ちていると訳せます。

たくさんの子供たちがヤシの木の下で楽しそうに遊び、家の近くの海では、夜になると月の光が海面に反射してキラキラと輝く光景が見られ・・・まさに幸せに満ちた光景ではないでしょうか。

3.プアマナにまつわるそのほかの話

プアマナで生活したファーデン一家の12人の子供たちは皆、ミュージシャンとして活躍したそうです。

家には常に楽器があり、子供たちは自然に楽器に触れ、音を鳴らし、音楽の才能を育てていったのです。

海とヤシの木と美しい花に囲まれた我が家で、子供たちが楽器を手に音楽を奏でている風景、やっぱり幸せに満ちていますね。

プアマナの他にも、実はこのファーデン一家をモデルにした曲があります。

『カフキアイアロ』という曲で、ラハイナにある家に住む女の子のことを歌っています。

彼女はカフキアイアロという名前で、人を魅了し、全ての人に愛を与える子供だと歌われています。

そんな風にお互い関連している曲なので、プアマナとカフキアイアロはセットで踊られることが多いのです。

例えば、2016年のメリーモナークフェスティバルで、ハラウ・フラ・カ・レフア・トゥアヒネが、メレ(メインになる曲)に『プアマナ』、ホイ(退場する時に踊る曲)に『カフキアイアロ』を使っています。

とても優雅で美しいフラでした。

4.まとめ

長く愛されている名曲を踊ることは、フラダンスを学ぶ上でとてもいい経験になります。

そして、曲の背景を学ぶことも大切な経験の一つですので、この機会に教わった曲について自分なりに調べてみるのもいいかと思います。




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