観ても面白いスキー競技2≪フリースタイル≫

日本ではマイナーともいえるスキーですが、欧米ではその世界のトップアスリートは超有名人でヒーローです。

実際、高梨沙羅選手は海外でも人気が高く、世界的に知名度があります。

アルペン・ノルディックはどちらかというと競技性が高く、本当に興味が無い方には観ていて物足りない部分があるのかもしれません。

(好きだと楽しく観ているんですけどね。)

その点、フリースタイルスキーはエンターテインメント性が強く、競技というよりショーを観る感覚で楽しめるところがあります。

オリンピックも近いですし、競技を楽しむ予習をしてみませんか?

目次

1.モーグルだけではないフリースタイルスキー

フリースタイル競技として現在世界選手権が開催されているのは、モーグル・エアリアル・スキークロス・ハーフパイプ・スロープスタイルが中心です。

フリースタイルスキーの中でも狭義としてフリーライドスキーというくくりがあり、ハーフパイプやスロープスタイルなんかはそちらに含まれます。

ここではモーグルと、スキークロスについてお話していきます。

1.ノリと迫力!モーグル

モーグルの魅力は何と言ってもハイレベルなターン技術とエアーなのですが、ハードロックやパンク音楽をバックにノリノリで観戦できるのも一つの楽しみです。

(余談ですが、前奏からかかったりして一番ノリノリなサビに来る前にゴールしちゃうのどうにかならないのかなといつも思います。)

里谷多英さんが金メダルを獲ったときは1人で滑るのが主流だったのですが、今は『デュアルモーグル』という、2人同時にスタートするのがワールドカップなどでも採用されています。

そのバトルをしている感じがなんとも見ごたえがあります。




ところで、モーグルは採点競技ですが、その配分がどうなっているかご存知ですか?

内訳は、ターン60%・エアー20%・スピード20%となっています。

モーグルは競技として観ていると、とかくエアーに視点が行きがちですが、比重が大きいのはターンの技術!

ぜひ美しいターンに魅了されてください!

CSのスポーツチャンネルでも放送されますが、ふもとで真正面から観戦できる大会も会場によってはありますので、ぜひお近くのスキー場に足を運んでご覧になってみてください。

2.エアーを楽しむなら!エアリアル

この競技は純粋にエアーの完成度を競うものです。上に反りあがったジャンプ台で真上に飛び、高飛び込みのように何回転もしたりひねりを入れて採点します。

観ているこちらも恐いくらいです。

一般的なスキーとはまた趣が違いますが、ぜひチェックしてみてください。

2.激しいバトル!スキークロス

こちらは新しい競技です。

スロープスタイルスキーがオリンピックに初登場したのは、2010年のバンクーバーオリンピックです。

人工的なバンクを作り、4~6人でレースをするこの競技は、『雪上の障害物競争』と呼ばれ、スキー技術やバランスだけでなく、駆け引きなど頭の回転も必要です。

とにかく1番が優勝!採点などもありませんので観ていて非常に分かり易い競技です。

次から次へと難しい障害が待ち受け、ゴールするまで何が起こるかわからないハラハラ感も魅力のひとつ。

特に有名なのが、ソチオリンピックで、最後の最後で4人中3人転倒するというアクシデントでしょう。

そのなハプニングもつきもの、フリースタイルの世界大会をTVで放映することがありますので、ぜひチェックしてみてください。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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