フラダンスのダイエット効果について、「痩せはしないけど太らない」というお話しをしました。
では「くびれ」はどうなのか、フラダンスは「くびれ」を作るのに効果的かどうか・・・
答えは、分かりません!
1.フラダンスでくびれを作れる?
フラダンスを長く踊っている私ですが、始める前と比べてウエストサイズが細くなったのかというと、あまり変わっていないような気がします。
それは私だけ?もしかして世間のフラダンサーはくびれまくっているの?と心配になって色々と調べてみたのですが、ネットなどに出ている「フラダンスでくびれを作る」系の記事には、なるほどと納得できるような方法はありませんでした。
「膝を曲げて腰を落とした状態で腰を振るので、くびれを作るのに効果的」
ほとんどの記事でそう教えているのですが、私はその意見の半分には賛成しても、もう半分にはちょっと距離をおきたい気分です。
賛成できる半分とは、「膝を曲げて腰を落とした状態で腰を振るので」のところです。
もっと正確に言うと「膝を曲げて腰をまっすぐに落とし、上半身をまっすぐに立て胸を張り体の芯に1本杭が刺さっているようなイメージで腰を振る」です。
つまりフラの基本姿勢であるクウポジションを取るということですが、その姿勢を保って踊ることで体幹筋(インナーマッスル)を鍛えられるからです。
この体幹筋を鍛えることで基礎代謝が上がり、太りにくい身体を作ることが出来ることは、フラダンスのダイエット効果についての回でお話しした通りです。
つまり、正しい姿勢で踊ることでインナーマッスルが鍛えられ基礎代謝が上がるので、普通に生活しているだけでも使うエネルギーが大きくなる。
⇒ その状態でさらにフラダンスを踊るなどしてエネルギーを使う。
⇒ 何もしていない時よりもうんと効果がUPする。ということです。
ずっと運動らしい運動をしていなかったためにくびれなんて全く縁がありません、という人がフラダンスを始めると、努力次第ではくびれが生まれます。
ということです。
だから、もし「バービー人形」のような超がつくぐらいのくびれを求めているのであれば、フラダンスではちょっと難しいかもしれません。
2.フラよりタヒチアン?
くびれというとフラダンスよりもピンとくるのが、実はタヒチアンダンスです。
タヒチアンダンスにも二つの種類があり、そのうちの一つ「オテア」は打楽器の音に合わせて腰を前後左右に激しく振り続ける踊りです。
この踊りもフラダンスと同じように腰を落として上半身を動かさずに腰を振るので、インナーマッスルが鍛えられるのはもちろん、腰の振りの激しさがフラダンスの比ではないことから、腹筋や背筋がかなり鍛えられるのではないかと思います。
それに、ジムへ行ってマシンで行う筋トレとは違い、6つに割れた立派な腹筋になるようなこともなく、女性らしい柔らかい腹筋ができると思われます。
興味がある人は一度試してみてください。
3.まとめ
フラダンスはくびれを作るのに効果的かどうか、答えはやっぱり分かりません。
でも、私がフラダンスを続けていてよかったと思うことの一つに、身体のゆがみが治ったことがあります。
フラダンスを始めたばかりの頃、踊るたびに片方の膝が痛いので先生に相談してみると「骨盤が歪んでいるんじゃない?」と言われました。
先生に簡単に骨盤の歪みを治す方法を教わって、それは足を開いて座り両足の足の裏をくっつけた状態で身体を左右に揺らすだけの簡単な方法でしたが、しばらく試してみたところ嘘のように膝の痛みが消えたのです。
骨盤がまっすぐだと、左右の腰の振りを偏りなく均等にできます。
フラダンスを踊る上でも、骨盤の矯正は必要なことだったのです。
そういえば、以前にテレビで骨盤の歪みを取ったらウエストが細くなるというパフォーマンスを見たことがあります。
つまり、骨盤の歪みを治す。
⇒ フラダンスがうまく踊れる。
⇒ くびれが出来る。
そういうことだったんですね。
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