キャンプ用品の中でももっともメンテナンスをした方が良いのが布系のキャンプ用品です。
その中でも今回はテントとタープについてのメンテナンス方法を紹介します。
このあたりの道具は特に高価なので、お財布のためにも永く使いたいです。
1.テントとタープのメンテナンス方法
基本的にテントとタープは近い用途で使われるため、メンテナンス方法もほぼ同じです。
時系列でメンテナンス方法を紹介します。
1.汚れを落とす
まず基本的なところですが、キャンプで使った時はちゃんと汚れを落としましょう。
泥がついた状態だったり、汚水やドリンクが付いた状態だったりすると耐久性が弱まります。
また匂いが染みついてしまって、次回使うときは嫌な匂いのまま使うハメになりますので、しっかりと汚れを落とすようにしてください。
方法としてまずは、ゴミが付着していないかチェックします。
小さな枝や石が挟まったまま、収納してしまうとそれらが生地を傷めつけてしまいます。
じっくりとみて、ゴミがないか確認してください。
その後は泥などで汚れたところを軽く水拭きをします。
生地のパーツはもちろんですが、次回を気持ちよく使うためにポールなどの金属類のパーツもしっかりと水拭きしましょう。
2.しっかりと乾燥させる
汚れ取りと同じくらい重要な事が生地をしっかりと乾燥させるということです。
生地を濡れたまま収納すると痛むスピードが圧倒的に早くなってしまいます。
また次回使う時は水が腐ったような匂いがしますので、テンションも激しく下がってしまいます。
しっかりと乾燥することを忘れないようにしましょう。
乾燥方法としては、直射日光を避けて日陰に干すのがベターです。
布製用品は紫外線に当たりすぎると生地が弱くなります。
3.仕上げに防水スプレー
十分に生地が乾燥したら、これで完成です。
買ってから日が浅い場合はこれで終了でOKですが、半年、一年たつと、テントやタープの防水能力は下がってしまいます。
そのため防水効果の弱まりが気になりだしたら、最後、生地全体に防水スプレーを振りかけましょう。
4.生地が破れたら緊急処置を
長年使うといくらメンテナンスをしていても生地の破れがちらほら出現します。
広範囲で敗れてしまうと対応できませんが、小さい範囲であれば、補修テープを貼って応急処置をしておきましょう。
早めに対処しておけば、破れの広がりを防ぐことができます。
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