卓球のダブルスの基本的な動きがわかったら、応用練習と、練習試合をやってみましょう。
ダブルスを組んだら、作戦を考えましょう。
お互いの得意とするパターンに持っていけるような、サーブとサインを決め、次の攻撃につなげられるような作戦をたてます。
自分自身、格上の選手とダブルスを組んで、大会に出場したことがあります。
強い選手と組んでいる申し訳なさの反面、頼りになるパートナーに安心していました。
チャンスボールは確実に強打で、得点を取りました。
パートナーも、もちろん、得点を取っていました。
結果は準優勝でした。
今思えば、パートナーが、チャンスを作ってくれていたんですね。
数年後、卓球の試合では、まったく実績をあげたことがなかった友人とダブルスを組み、下回転をかけるときは思い切りかけ、ナックルサーブでは浮かせて、パートナーに確実に強打をしてもらい、大会では3位でした。
「こんな大きな大会で賞を取ったのは初めてだよ。一生の宝物だよ。」という言葉を聞いた時には、とてもうれしかったです。
3位以上の価値に、感じました。
やはり、相手の得意とするパターンにもっていくことが重要だと思います。
お互いの良さを引き出すパートナーでありたいですね。
1.サーブのサインと、攻撃方法を決める
お互いの持つサーブのサインを決めたら、その後の攻撃方法を決めましょう。
サーブそれぞれの、返ってくる可能性のボールに対して、攻撃の仕方を決めておきます。
なるべく、相手の得意とするパターンに持っていくようにします。
2.レシーブのサインと、攻撃方法を決める
レシーブの方法や、コースのサインが決まったら、攻撃の方法を決めます。
相手のサーブによっては、状況が変わる場合もありますが、だいたいのことは決めておきましょう。
3.応用練習をする
卓球のダブルスを組んで、サインなどを決めたら、応用練習をしてみましょう。
実際は、決めた通りにはいかない時もありますが、応用練習では、お互いのクセや、傾向を知りましょう。
オールラウンドなどで、自分たちの攻撃のパターンを試してみたり、また、新しく考えてみるのもいいでしょう。
パートナーの苦手なことを知り、苦手なパターンに持ち込まないことを考えます。
また、パートナーの得意なことを知り、得意なパターンに持っていくことを考えます。
4.練習試合をする
卓球のダブルスを組んで、応用練習で、お互いのクセや傾向を知ったら、練習試合をしてみましょう。
まずは、チーム内での練習試合をしましょう。
ある程度、対戦相手のこともわかっているので、作戦がたてやすいと思います。
機会があれば、他チームとの練習試合も、やってみましょう。
同じチームにはいない、ダブルスのタイプなどがいる場合もあり、いい経験になると思います。
また、新しい課題も出てくると思います。
卓球のダブルスの、応用練習と、練習試合について説明しました。
卓球のダブルスは、信頼関係がとても大切です。
誰と組むかが重要ではなく、相手の長所をどうやって活かすのかが重要です。
特に、ダブルスのパートナーとの技術的な差がある場合は、技術的に上の人のほうが、パートナーの長所を最大限に引き出すことができるかどうかだと思います。
長所を最大限に引き出せたときには、期待以上の結果が得られることもあります。
なぜかというと、技術的に差があると、技術的に未熟な人は安心感を持って試合に臨めるからです。
自分の場合、同じくらいのレベルのパートナーとは、残念ながら、いい結果は出せませんでした。
信頼関係がなかったわけではないのですが、今思えば、同じくらいのレベルだからこそ、相手の長所をひきだそうという気持ちが、お互いに、なかったように思います。
卓球のダブルスを組み、応用練習や、練習試合をして、パートナーの長所、短所を知り、お互いの良さを引き出すようにしましょう。
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