卓球の試合で、接戦になり、長期戦となり、集中力が途切れてしまったときのために、集中力の取り戻し方を知っておくといいでしょう。
なぜ、集中力が、低下するのでしょうか?
「負けたらどうしよう?」などという、マイナス思考が原因の場合もあるでしょうし、脳の栄養不足も考えられるのではないでしょうか。
集中力が、極限の状態に達すると、スポーツでいう「ゾーン」という、超集中力の状態になります。
これは、自分自身、卓球に限らず、ほかのスポーツを含め、何度も経験しています。
人によってさまざまのようですが、ボールが大きく見えたり、スローモーションのように見えたりする人もいるそうです。
私の場合は、ゴルフですと、グリーンのカップまで、線が見えて、そこにボールを落とすと、線の通りに転がって、カップに入るのが、わかります。
ボウリングでも、ラインが見えています。
ライン通りに転がってストライクが出ます。
そんな時は239くらい出せたりします。
卓球の場合は、相手は自分の思うとおりに動くし、思い通りの場所に、思いどおりのボールが返ってきて、思い通りに強打が決まります。
と、言うより、数秒前に予知できているような感覚です。
そんな時は、自分の実力以上の神がかり的な、何かを感じます。
こんなことがいつでもできたらいいのに、とは思っていましたが、ほかの人よりは、「ゾーン」に入りやすかったのだと思います。
一流のスポーツ選手も、経験したことがある人が多いそうですよ。
自分自身、一流選手ではありませんでしたが、「ゾーン」といわれる状態になりやすかったことで、大会での好成績を何度も残すことができたのだと、思います。
この、「ゾーン」は、脳によって起こる現象ですが、詳しいメカニズムはまだ解明されていないのだそうです。
しかし、普段から集中力を高めるトレーニングをしておくと、「ゾーン」が起こる確率はきっと上がると思います。
「ゾーン」の状態になれるか、なれないかは別として、集中力は高めたいですね。
自分がどんな時にそういう状態になったのかを思い出して書いてみました。
科学的根拠はありませんので、「お守り」程度に試してみてくださいね。
1.脳に栄養
脳に栄養を与えておきましょう。
脳の栄養といえば、糖質です。
現代では、糖質はすっかり悪者扱いですが、脳にとっては栄養になります。
試合の朝は、ご飯やパンなど、糖質を摂りましょう。
卓球の試合で緊張しないためにすべきことの記事で、紹介しましたが、私が試合前に、チョコレートを食べていたのが、今思えば、脳の栄養補給になっていたのかも知れません。
試合中に摂ることはできませんが、栄養は、脳だけではなく、体のためには必要です。
2.テンションを上げる
卓球の試合で集中力が途切れてしまったら、とにかく、テンションを上げましょう。
テンションの上げ方は、卓球の試合で緊張しないためにすべきことの記事でも紹介しましたが、自分のテーマソングを持つことです。
テンションが上がるような、テーマソングを見つけておくといいでしょう。
試合に行く途中に聴いてもいいでしょうが、卓球の試合中に集中力が落ちてきたら、心の中でテーマソングを流すと、テンションが上がりますよ。
とにかく、テンションを上げまくりましょう。
これは普段から、テンションを上げる練習をしておくといいですよ。
例えばチーム内で大きな声を出すのもその一つです。
また、ポジティブな言葉ばかりを使うのも、お勧めです。
周りの人がやってくれるのを待つのではなく、自分からやってみましょう。
みんな影響されて、相乗効果が望めますよ。
このように、意識して、テンションを上げてみましょう。
テンションが上がれば、集中力も上がります。
これは自分自身を、マインドコントロールすることです。
マインドコントロールという言葉も、ある時から、悪者扱いされてきましたが、自分自身をコントロールできるのはいいことです。
3.マイナス思考を追い出す
どうしても、自分の中にマイナス思考が入っていしまって、集中力が途切れたら、マイナス思考を追い出しましょう。
代わりに脳内に入れるプラス思考を考えておきます。
例えば、「負けるかも知れない。」は、「ここから逆転したらカッコいいよね。」に入れ替えます。
これも、普段から活用して、慣れておきましょう。
私はよく、人と話をしていると、「あなたと話をしていると、やる気が出てきます。」と言われます。
「自分も、できる気がしてきました。」とも、言われます。
自分のテンションの高さが相手に伝わるのだと思います。
チーム全体の雰囲気をみんなで盛り上げるといいでしょう。
「応援をしてくれた人たちに力をもらった。」と、スポーツ選手が言っているのを聞いたことがありませんか?
あれは、きっと、こういうことなんでしょうね。
卓球の試合で途切れてしまった集中力の取り戻し方について、紹介しました。
一般的には、深呼吸するとか、一点を見つめるなど、いろいろな方法があるようです。
合わせて試してみてくださいね。
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