卓球には、卓球に必要な体力を上げるためのトレーニングが必要です。
子供からお年寄りまで、誰でも気軽にできる卓球ですが、上達しようと思うのでしたら、卓球に必要な体力を上げるためのトレーニングはしたほうがいいでしょう。
一流選手も、スポーツジムなどで体を鍛えているのを、テレビで目にします。
狭い台に入ればいいので、力がなくても、相手コートに入れることは可能ですが、フットワークを強化しなければ、ボールに追いついて、適切な場所でスイングができなかったり、決定打となるようなボールには、パワーが必要とされます。
ボールにパワーを伝えるには、足腰から体幹に伝わり、腕に伝わります。
つまり、全部なのですが、やりすぎずに適度でいいと思います。
特に、自宅でのトレーニングは、やり方を知っているようでも、自己流になっていることもありますので、けがをしないように適度にしましょう。
1.ストレッチ
卓球に必要な体力を上げるためのトレーニングも大切ですが、運動の前はストレッチを十分にしましょう。
特に、卓球は前傾姿勢なので、アキレス腱を縮めていることが多いため、アキレス腱が固くなりがちです。
アキレス腱をよくストレッチします。
そのほか、首、肩、腕、手首など、体全体をストレッチします。
卓球のような、瞬発力を必要とするスポーツは、急な動きをするために、思わぬけがをすることもあります。
十分なストレッチで、けがを防ぎましょう。
2.足腰を鍛える
パワーがあるボールを打つためには、足腰を鍛えます。
足腰から、体幹、腕へと力は伝わります。
弱い足腰では、力を伝えることはできません。
スクワットや、ふくらはぎを鍛えるカーフレイズなどを行います。
カーフレイズはかかとの上げ下げです。
スクワットはやり方を間違えている人が多くいます。
腰を落す時に、自分から見て、膝が爪先より出ないようにしましょう。
お尻を後ろに突き出すような感じです。
太ももに力が入ります。
3.体幹を鍛える
どんなスポーツでも、強い体幹が必要です。
強い体幹は、フォームを安定させ、力強いボールを打つために必要です。
体幹とは、肩から腰回りまでの胴体部分で、胸部、腹部、腰部、背部などです。
四つん這いになり、片手を床と平行にあげ、反対側の足を上げてキープします。
その反対側もやりましょう。
そのほか、腹筋や背筋なども鍛えます。
4.腕を鍛える
力強いボールを打つためには腕力も必要です。
腕を鍛えるのは、腕立て伏せなどが、代表的です。
しかし、腕力だけに頼った打ち方は、ただの手打ちです。
5.手首を強く、柔らかく
卓球では、フリック、チキータ、サーブ、ドライブなど、ボールに回転をかけます。
手首を強く、柔らかくしておきましょう。
手首の鍛え方は、お風呂の中で、水の抵抗を利用して動かしたり、ダンベルを使ったりする方法がありますが、負荷のかけすぎは、手首を痛めますので、無理のない程度にしましょう。
手首を強く鍛えておくのもいいのですが、柔軟性が大事だと思います。
手をブラブラ振るような運動をしましょう。
サーブなどで強い回転をかけるとき、手首を大きく速く振るといいと思うのですが、ここで試していただきたいことがあります。
手をギュっと握って振ってみるのと、手の力を抜いて振ってみる違いを感じてください。
手を大きく速く振れるのは、手の力を抜いて振ったときです。
グリップの握り方の強さであったり、腕や、手首に余計な力が入っていたりすると手首は柔らかく振れません。
手首は強く鍛えて、柔らかく使えるようにしましょう。
6.瞬発力と、持久力
卓球には、瞬発力と、持久力が必要です。
反復横跳びはその両方を鍛えることができるでしょう。
そのほか、ランニングやダッシュなどを取り入れているチームもあります。
卓球に必要な体力を上げるためのトレーニングをいくつか紹介しましたが、トレーニングは、やればやるほどいいというわけではありません。
特に子供は成長途中なので、無理なトレーニングは弊害があります。
また、年配者、体力がない人にも注意が必要で、その人の体力に合ったトレーニングにしましょう。
そのため、ここでは、回数や負荷の数字は入れませんでした。
それぞれに合った、トレーニングを取り入れて、卓球に必要な体力をつけましょう。
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