フィギュアスケートでは足や腰の故障が特に多いです。
ジャンプはとても足に負担がかかりますし、着氷は片足です。
右足で着氷するので右足の故障が多いです。
腰を痛めるのもジャンプや上半身を反ったりすることで負荷か加わります。
スポーツに怪我は付き物といいますが、長く続けるためにも怪我は回避したいですし、故障の度合いも軽減したいと願うものです。
そのためには、ジャンプに耐えられる足、それを作っていくことで怪我に遭遇する確率を下げることができます。
1.膝の柔軟性
膝はクッションの役割を担うバネのようなものです。
膝を使うことでジャンプの着氷で得る衝撃を和らげます。
そのため、膝の故障は可能な限り回避したいものです。
そこで重要なのが、膝の柔軟性です。
膝は伸ばしっぱなしでいるのも曲げっぱなしでいるのもよくなく、適度に動かいことを意識して柔軟性を高めましょう。
もし、その時点で違和感のようなものがあれば、専門医に相談するなどして、独自で解決しようとは思わないでください。
また、基本的な持続力も必要です。
息が上がるようであれば、そこが今の限界です。
体力をつけ持続力を高めることで冷静な判断もでき怪我の回避にも繋がります。
怪我が少ないということは練習に時間を割くことができ、おのずと上達していきます。
好きなフィギュアスケートを続けるためにも、膝の柔軟性と体力づくりは手を抜かずにやりましょう。
2.足回りの強化
足回り強化でいえば、足首が重要かと思います。
膝の柔軟性だけでは補えないほど、ジャンプの衝撃は強いです。
足に倦怠感があるのに上半身はそれほどでもない、そんな経験をした方もいるでしょう。
フィギュアスケートはかなり足を酷使するスポーツです。
ジャンプに限らずスピンやスパイラルもそうです。
足の向き、上げ下げ、交差したりなど技のバリエーションに足を使わないことはあまりありません。
足回り、特に足首を鍛えて強化することで、グラつきや転倒による足のひねり、そこから悪化するねんざなどになりにくい足をつくることができます。
脹脛からしっかりと筋肉強化することで足回りもしっかりしてきます。
アンクル用の筋トレバンド(重さを自由に加減できるもの)などを私生活に取り入れることで強化が可能になります。
足首を鍛えることでキュッとしまった綺麗な足首にもなりますので、美脚効果も期待できます。
椅子に座る際、足を下に下ろさず台のようなところに足を置く、それだけで足のむくみの軽減にもなります。
負荷がかかる足ですので、ケアも忘れずにしましょう。
些細なことも気づいたら実行してみる、その気持ちが練習に集中でき、上達していきます。
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