エレキギターでまったくピックを使わない奏法をご存知ですか。
ピックを使わないなら何を使えばいいのとおもいますが、指を使えばいいのです。
アコースティックギターでよく使われる奏法ですね。
今回は、指でエレキギターを弾く奏法であるフィンガーピッキングについて紹介します。
趣味の人でもエレキギターを持って、フィンガーピッキングができたらかっこいいですよ。
1.フィンガーピッキングとは
フィンガーピッキングは文字通り、ピックを使わず指で弦を弾く奏法です。
ジャズ、ブルースなどで使用されます。
アルペジオの抱き合わせとしてフィンガーピッキングをすることが多いです。
フィンガーピッキングは、指5本で弾けるのでいろいろな弦を素早く弾けたり、いくつかの音をいっぺんに弾けたりします。
2.フィンガーピッキングのやり方
フィンガーピッキングのやり方として、まずエレキギターを弾くようにコードを押さえてください。
Cコードでいきましょう。
押さえたら、5弦を親指で弾いてください。
そのあと、4~1弦のどれかを他の指で弾いてください。
コツとしては、弦の位置をよく見て、間違わずに弾いてください。
指一本一本が独立して弾くので、弦を間違えて弾いてしまう場合が多いです。
そのため、どこに何弦があるかの感覚を覚えていきましょう。
3.フィンガーピッキングの練習フレーズ
ストロークとアルペジオの2種類のフレーズを紹介します。
1.ストローク
ストロークの場合は全部の弦を弾く感覚を身につけて欲しいので、Eコードで練習してください。
最初はどんな感じでストロークしていいか悩むと思います。
指5本をピックに見立てるようなイメージでストロークしていきましょう。
できるだけ、指をばらつかせず、手で弾く感じでやりましょう。
2.アルペジオ
アルペジオは弦に対して決まった指でやるとミスが少なくなります。
練習フレーズとして、C-Am-Dm-Gのコード進行をやってみましょう。
まず、1番低音の弦を親指で弾きます。
他の弦は、人差し指から小指まで弦ごとに決めていきましょう。
できるだけ、小指を使わないようにした方が良いです。
小指は他の指に比べて短いため、弦に届かなくて、弾けない場合もあります。
また、指自体の力が弱いため、音のバラツキがでます。
そんな小指は、ボディに当てて、右手の支えにしちゃいましょう。
右手の安定感が増して、より綺麗にフィンガーピッキングができます。
エレキギターのフィンガーピッキングは特段難しいわけでもなく、慣れれば誰でも弾けるテクニックです。
趣味でアコースティックギターもやろうと思っている人でしたら、テクニックが延長線上にあるので習得して欲しいです。
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