50m以上の距離を泳ぐことになれば、必ず必要になるのがターンです。
ターンにも2種類のターンがありますが、そのうちの一つがタッチターンです。
1.水泳のタッチターンの仕方
水泳のタッチターンはその名前の通り、壁をタッチしてターンをする、ターンの方法です。
ターンは、50メートル以上をぶっ続けで水泳する場合には必要になります。
もちろん、練習の際に50m以上を泳ぐのであればターンは絶対にできるようになっていた方がいいでしょう。
もちろん、水泳の練習だけではなく、水泳大会などでも必要になります。
タッチターンの仕方は、25mもしくは50mのプールの一番先、スタートとは逆側のプールの突き当りに到達したとき、壁に両手でタッチをしてから、体を翻して、壁をキックして再度スタートするというターン方法になります。
タッチターンは、競泳のルール上は平泳ぎとバタフライでのみ使うことが出来るターン方法となっています。
この二つの泳ぎ方は両方とも両手を使って、両手を前に出しながら泳ぐので、タッチターンをするしかないのです。
もちろん、タッチターンともう一方のターン方法であるクイックターンを比較すると、当然クイックターンの方が早くターンをすることができます。
タッチターンはクイックターンでは泳ぐ必要のない距離を泳がなければならなくなるために、その距離分のタイムがかかってしまうのです。
しかし、水中で一回転しなくてもいいので、クイックターンと比べると楽にできるという大きな利点があります。
そのため、初心者がいきなり50メートルを泳ぐ場合には、どのような泳法で泳ぐ場合であっても、クイックターンではなく、タッチターンをするといいでしょう。
また、プールによってはクイックターンが禁止になっているプールもあります。
そのようなプールを利用しているのであれば、タッチターンをせざるを得ないので、タッチターンをしましょう。
タッチターン自体はかなり簡単に行えますので、あまり形などに気を付ける必要はありません。
ただ、タッチをした後に、きちんと両足で壁を蹴って再スタートするように気を付ける必要はあります。
また、大会でタッチターンをする際には一つ、注意点があります。
それは、タッチターンをする際には必ず両手で壁をタッチしてから、ターンをするということです。
この両手でのタッチが無い場合には、失格となるというルールがあるからです。ターン失敗での失格はアマチュアの大会ではかなり多いのです。
それ以外は、特に注意すべき点もありませんので、水泳の中でも気軽にできるターン方法として覚えておくといいでしょう。
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