卓球を始めて、ある程度の技術を覚えたら、ダブルスを組んで、ダブルスの基本的な練習をしましょう。
卓球のダブルスの組み方はいろいろあります。
攻撃型と攻撃型、カットマンと攻撃型、カットマンとカットマン、右利きと左利きなどがあります。
しかし、一番重要なのは、2人の相性です。
自分のチームの例ですが、強い選手2人を組ませても、2人の相性が悪いと、試合での好成績はあげられませんでした。
信頼関係がないので、片方が、自分勝手なゲームをするというものでした。
失敗すれば、相手のせいにしていました。
それを見たとき、相性は大事だと思いました。
その2人の場合は、相性が悪いというより、片方の性格がとても自分勝手でした。
パートナーは相当ストレスだったに違いありません。
普通は、パートナーとなったら信頼関係を、お互いが築いていくように、努力をしなければならないと思います。
相手が失敗をしたとしても、責めたりしたら逆効果です。
ダブルスは信頼関係が大切です。
お互いに気遣いを忘れないようにしましょう。
気遣いは、卓球をやる以前の問題ですね。
ダブルスを組んだら、基本的な練習をしましょう。
1.フォアハンドラリー
ダブルスで、フォアハンドラリーをしましょう。
ダブルスは交替で打つために、右利きどうしなら、打ったらうしろにさがり、バック側にまわり、右回りに回るような動きです。
2.バックハンドラリー
ダブルスで、バックハンドラリーで交替で打ちます。
ダブルスの基本的な動きを覚えましょう。
3.ランダム
ランダムに打ち合ってみましょう。
ランダムに打ち合うと、動きは複雑になってきます。
初心者ですと、打ってすぐその場を離れられず、パートナーの邪魔になることも、よく見かけます。
ランダム練習で、ダブルスの動きを覚えましょう。
4.サインを決める
お互いが、どんなサーブを出すのかが分かるようにサインを決めましょう。
卓球のダブルスのサインは、台の下で、相手に見えないように、指でサインを出すのが一般的です。
回転や、サーブの長さなどについてサインを出します。
また、レシーブの時のサインもあるといいと思います。
サーブのサインを決めますが、サーブの精度を上げるように、お互い練習をしておきましょう。
フェークモーションなどを入れて、対戦相手から、回転などを見抜かれないようにすることが大事です。
フェークモーションについては、サーブへのフェークモーションの入れ方の記事で紹介していますが、ダブルスのサーブはフォアクロスだけの片面なので、サーブを見抜かれてしまうと不利になってしまいます。
そして、パートナーの長所を引き出すサーブをします。
もちろん、そればかりでは相手に見抜かれてしまいますが、うまく織り交ぜて、効果的に出しましょう。
お互いに、短く変化のあるサーブを数種類出せるようにしましょう。
ダブルスの基本的な練習方法を紹介しました。
ダブルスは自分一人では勝てません。
相手が失敗したときに責めたり、嫌な態度をしても、いい結果は出ません。
お互いの信頼関係があれば、実力以上の結果も期待できますよ。
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