お子様に乗馬を習わせてみたいと思われている親御さんもいらっしゃると思います。
「動物と触れ合うのは情操教育に良い」と思われる方も多いでしょう。
でも「怪我が心配」と思われる方もいらっしゃると思います。
今回は、お子様に乗馬を習わせるメリットとデメリットについて考えてみましょう。
1.子供と乗馬 メリット1
乗馬は、スポーツの中で唯一動物とチームを組んで行うものです。
道具ではなく、生きている動物を相手にするのですから、お世話もしなくてはいけません。
お世話する事で、責任感や思いやりを理解しみにつけることが出来ると思います。
そして、馬は人間の子供の何倍も大きな動物です。
その大きな動物とコミュニケーションをとり、自由自在に動かせるという事は、大きな自信にも達成感にもつながると思います。
2.子供と乗馬 メリット2
通常子供の乗馬は、個人レッスンではなく、同い年ぐらいの子供達と部班運動というグループレッスンや、少年団を設置しているところも多くあります。
子供同士であっても、色々な学年の子供が居るので協調性も生まれます。
みんなでお世話や、練習を行う事でチームワークの意識も育つでしょう。
少年団などに入らないで、個人レッスンを受ける場合でも、乗馬クラブには老若男女、色々な世代の方が訪れますので、広い視野を若いうちから身につけられるでしょう。
そして乗馬は元、貴族や王族のスポーツでした。
伝統や格式を重んじるスポーツですので、学ばなくてはいけないマナーやルールもあります。
マナーやルールを学び守ることで、礼儀正しさも身につくと思います。
3.子供と乗馬 メリット3
乗馬は全身運動です。
そして、柔軟な身体を求められるスポーツですので、子供から始めれば上達も速いでしょう。
それと、背筋をぴんと伸ばす事が大切なスポーツですので、姿勢も良くなります。
意外とハードなスポーツでもあるので、子供の肥満予防にも効果があります。
欧米では、O脚の矯正に乗馬をさせるのぐらいですので、スタイルも良くなります。
何よりも、全身の筋肉を使うので、体力つくりにも非常に良いスポーツだとおもいます。
そして、大人も子供も楽しめるスポーツですので、ご家族で始められるのも良いでしょう。
4.子供と乗馬 デメリット1
お子様が乗馬を習う事のデメリットはあまり思いつかないのですが、親御さんが心配されるのは、やはり怪我ではないでしょうか?
どんなスポーツでも怪我はつきものですが、乗馬は動物を扱うという面で不可抗力の怪我や事故が起きる事もあります。
ただし、インストラクターの言う事を守り、気をつけて練習をすれば怪我をするリスクは軽減できます。
5.子供と乗馬 デメリット2
デメリットと言えるかはわかりませんが、乗馬は上達をするにはコンスタントに練習を積み重ねていかなければいけません。
筆者が子供の頃、乗馬は10年が一区切りと言われ、10年やってやっと半人前ぐらいと言われました。
動物とタッグを組んで行うスポーツですので、その上達には馬との相性も関わってきます。
思ったように上達が眼に見えるスポーツではないかもしれません。
そして、通常の習い事より普通に習うだけでも、時間もお金がかかるスポーツではあります。
乗馬クラブへの入会金、月会費、レッスン料、競技会へのエントリー料も他のスポーツよりは高額でしょう。
自分の馬を持つ必要が無ければ、馬につける馬具等は購入する必要はありませんが、最低でも自分が身につけるブーツやヘルメット、乗馬ズボンは購入した方が良いでしょう。
ブーツやヘルメット、乗馬ズボンもなかなか高額です。
それらを、成長と共に購入するとかなりの出費になると思います。
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