子供がスケートをしたい、習いたいと言った場合、どうすれば良いのか。 すぐに答えを出すのは難しいところでしょう。
また習うと決めた場合にはどの様にすれば良いのか、 こちらに書かせていただきますので参考になさってください。
1.フィギュアスケート
習い事の中でもフィギュアスケートといえば、最近ではかなり人気が高いでしょう。
浅田真央選手や羽生結弦選手の素晴らしい演技や迫力のあるジャンプやスピードのあるスピン、華やかな衣装などに憧れる子供たちも多いでしょう。
しかし、いざ自分の子供がフィギュアスケートをしたいと言った時に、すぐに習わせてあげられる家庭は少ないのかもしれません。
テレビやニュースなどで 取り上げられることも多くなったフィギュアスケートですが、選手としてやっていくのにはやはり経済的な余裕が必要です。
また試合での上位を目指すのであれば、スケートと学業の両立の難しさや子供のやる気と怪我の少ない健康的な身体、それにメンタル面の強さがなければ難しいでしょう。
2.習う前に知っておきたい基礎知識
まず練習したいと思えば、スケート教室がお勧めです。
スケート教室に入ればレベルに応じたクラスで練習でき、しっかりとしたアドバイスに基づいた練習ができます。
また 一般的に、月に一度レベルチェックのテストがあり、合格すれば1つ上のクラスで練習ができるようになります。
どのスポーツでも同じですが練習していることができるようになればとても楽しく、またそれ以上に頑張って上手くなりたいと思うようになるものです。
教室の料金はスケートリンクにより違うと思いますが、通常の習い事とあまり変わらず、だいたい 5000円から6000円くらいでしょう。
教室でのレベルが上がり、上の方のクラスになれば、 スケート連盟が主催しているバッジテストを受けることも可能になってきます。
テストを受けたいと思ったら、教室で教えてもらっているコーチに相談してみましょう。
フィギュアスケートの試合のクラス分けは、大体このバッジテスト級と年齢によって分けられています。
また上達するに従って、個人レッスンが必要となってきます。その場合、滑走料と共にレッスン料などもかかります。
試合やバッジテストの2級以上となればフリーなどの曲を作ってもらい、 練習にも熱が入るでしょう 。
そして、曲に合わせた衣装が必要です。衣装はご自分で作られる方もありますし、苦手な方は ネットなどで購入することもできます。
仲の良くなった方に尋ねてみられるのが良いでしょう。
また試合もたくさんありますので、日頃の練習の成果を 試してみましょう。
いろんな試合に出れば 、顔見知りのお友達も増えコミュニケーションが広がるでしょう。
また地方の試合・ 合宿 などに行くと知らない土地ですので少し旅行気分が味わえ、その土地ならではの美味しい食べ物・観光など楽しみが増えるでしょう。
日々の費用面では、練習の時に滑る滑走料金、一般営業以外で滑る貸切代・スケート靴・登録料・クラブ費なども必要です。およそ年間100万円ぐらいを考えておけば良いでしょう。
スケート靴は成長と共に必要となりますし、毎日練習すればするほど靴の傷みも激しくなります。
柔らかい靴では足を痛めてしまいますので、その都度の購入をおすすめします。スケート靴を購入する際は、コーチに相談してみましょう。
3.フィギュアスケートの貸切知識
フィギュアスケートの練習はジャンプ・スピンスやステップなど広く場所を使ったり、曲をかけるなど 特殊なものです。
安全面などのため一般営業中にはそれを禁止しているリンクがほとんどです。そのため一般営業以外でリンクを貸し切って練習します。
貸切の時間はリンクにより様々ですが、早朝であったりかなり遅い時間まで練習する場合もあります。
親の送り迎えが必要な場合もありますので、その辺りの心構えも必要となるでしょう。
また貸切中はできるだけ親もリンクサイドや観客席で観るのをお勧めします。子供の練習を観たり良いところを褒めてあげたりするのが良いでしょう。
まだ子供が小さい場合は、単独の怪我場合はもちろん子供同士の接触などもあります。安全に練習ができるようにお子さんと話し合うのも良いでしょう。
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