フィギュアスケートを滑ろうと思ったら、手袋とニットの帽子と濡れた時の着替えを用意して、まず近くのスケートリンクに行きましょう。
初めてスケートリンクに行くことになると、当然マイシューズは持っていないのでスケートリンクの貸し靴のコーナーでスケート靴を借りることになります。
1.スケートの貸し靴
フィギュアスケートの貸し靴には大体2種類あります。ひとつはスキーの靴のようにサイドをカチッと止め、調節して履くプラスチック製のスケート靴です。
もうひとつは一般的によく見かける革製などのスケート靴です。スケートリンクによってはどちらか一種類の場合もあります。また、憧れの白い革のスケート靴を扱っているところもありました。
2.スケート靴のサイズの選び方と履き方
フィギュアスケートの貸し靴コーナーでは、まず自分の普段履いている靴のサイズを伝えましょう。
また、サイズが大きかったりして、合わない場合はその旨を伝えて交換してもらいましょう。
貸し靴を自分で履いたり、履かせてもらったりした場合にグラグラする、或いは内側や外側に傾いてしまって、上手く立てない、歩けないなどの場合があります。それらはどれも靴の履き方が悪い場合が多いです。
また小さな子供の場合、意外と気付かないのが靴の左右を間違えて履かしてしまう場合です。 よく見ると左右の違いがわかりますので、必ず間違えないように履かしてあげてください。
またベロという靴の前面の少し長い部分、これをしっかり外に出さないで中に足を入れてしまった場合、中で折れている場合があり足の痛い原因となります。
プラスチック製の靴の場合は、サイドをしっかり締めるだけなので特に問題はないでしょう。サイズだけしっかり確認し、足が靴の中でぴったりであれば大丈夫です。
革の貸し靴の場合は 紐が比較的絞められた状態で貸してくれます。まず足を靴に入れる前に、 靴紐を緩めましょう。
少しではなくかなりゆったり目に紐を緩めてください。 それから前方真ん中にあるベロと呼ばれる革の部分をしっかり外に引っ張りだしましょう。
その後ベロを外に出したまま、足を靴に入れます。そして踵の所までしっかり入っているのを確認します。エッジや靴の中心線上に膝があることを確認してベロを中央まで持って行きます。
長年使われているとたまに、ベロが左右どちらかの方に傾いている場合があります。その場合その方向に戻ろうとしますので、ワザと逆側の方に引っ張って下さい。それで締めていくと丁度良いぐらいです。
紐は下の部分から順番に丁寧に締めていきましょう。もしねじれていたら、きちんとしてあげた方が良いでしょう。
最後に蝶々結びをしますが長くて余る場合があります。もし長ければ足首にぐるりと回してしまわないで、前でもう一度結ぶようにしましょう。
また、たまに靴紐が コロンとした厚みのあるものの場合があります。 その場合はほどけやすいのでかなりしっかり目に結ぶか、蝶々結びの後にもう一度 結ぶようにしてください。
スケート靴が履けたら、立ってみてください。どちらかに傾いてたり、グラグラしていなければ正しく履けています。軽く足踏みをしたり、屈伸をしてからリンクに入りましょう。
リンクにはいるときは両手で手すりを持ってゆっくり入りましょう。
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