可愛らしいキラキラした衣装を着て踊るバレエは子供の習い事として昔から大人気。
優雅で華やかな雰囲気のクラッシックバレエは、今や、子供だけではなく、大人になってからも取り組めます。
1.クラシックバレエから学べること
バレエにとって深い関係にあるのが音楽です。クラシック音楽にたくさん触れることで、心も豊かになります。チャイコフスキーの音楽は、テレビのCMなどで、誰しもが一度は耳にしたことのあるメロディです。
親しみのある曲に合わせて、音楽の表情を身体全体で表現することは、心地良さがあります。バレエのステップ、脚・手のポジションを学びながら自分らしい表現のしかたを研究することで、自分自身と向かい合う時間にもなると思います。
クラシックバレエを通して、芸術性豊かな人間として成長し、リズム感、運動調整力、正しい姿勢などを身に付けることができるでしょう。
2.大人からはじめるバレエ
大人になって、子供のころに憧れていたバレエを始める方が、ここ10~20年でとても増えています。
始めるきっかけは、昔から憧れていたから、というものが大半ですが、実際にレッスンをしてみると、健康にも良いことが分かると思います。
大人バレエ人口の増加に伴い、大人向けスタジオの需要が増え、たくさんのクラスが用意されるようになりました。
プロのバレエダンサーとして活躍したい場合は、やはり子供の頃から始めて、トレーニングを積むことが重要になります。
幼少時代は身体の柔軟性が高く、体重も軽いため、ジャンプでの足への負担が少ないことや、回転の軸がとりやすいため、早い段階で技術を身に付けることができると言われています。
一方で、プロになるわけではない場合、大人からでもスタートしやすい環境が整ってきた、と言えると思います。
大人から始める利点としては、自分の意志で、習いたくて始めていることです。好きこそものの上手なれ、という言葉にもありますが、幼少期よりも頭で理解することが可能なので、振り付けの順序など、覚えも早く、集中力もありますので、十分上達もできると思います。
もちろん、バレエと言えばトウシューズですが、いきなり履くことは不可能です。
まずは、地味に思えるような基礎のレッスンを繰り返し行い、しなやかで強い筋肉と身体を作っていきます。
内側の筋肉(いわゆるインナーマッスル)を使うので、外側の筋肉でムキムキになってしまうこともありません。有酸素運動でじっくり汗をかき、細くて美しく引き締まった体へのダイエット効果も期待できます。
バレエの舞台衣裳はとても素敵です。小さい頃ドレスに憧れた女性は多いと思います。基礎のレッスンを繰り返すことで、大人から始めた場合でも、数年でバレエの発表会に参加できるようになります。
キラキラとした衣裳をきて、まばゆいスポットライトの中、優雅に踊ることを目標に日々精進すれば、あなたも立派なダンサーになれます。
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