スケートボードは2020年東京オリンピックの正式な新種目に決定され、今最も注目されている競技です。ニュースで知って興味を持ち、これから新しく始めてみようかな、と考えている人もいるのではないでしょうか。
スケートボードを始めるのに、まずはスケートボードの種類と道具やパーツなどの基礎知識を知っておきましょう。
1.スケートボードの種類
ひとえにスケートボードといってもいくつかの種類があります。代表的なスケートボードの種類をご紹介します。
・ストリートスケートボード(ショートスケートボード多くの人がイメージする1番一般的なスケートボードです。オリンピック種目もこれを使った種目となっています。トリックをしたり、手すりをこすったりなど様々な使い方ができます。
・ロングスケートボード
長くて安定感があり、ダウンヒルやクルージングに向いたスケートボードです。ステップを踏むなどのトリックもありますが、オーリーなどのジャンプトリックには向かず、基本的には滑りを楽しむ人が多いです。
・ミニクルーザー
ペニーボードとも呼ばれる小さいクルージング用のスケートボードです。小さい板に大きなウィールが付いていて、街乗りやクルージングに最適です。
2.パーツの名前と役割
スケートボードはいくつかのパーツを組み合わせてできています。
パーツの名前や役割について紹介します。種類が違っても基本的な使っているパーツはほとんど同じです。
・デッキ
板のことです。主に数枚の木の板を貼り合わせて作られます。
これのサイズや形によって、やりやすい向いている種目が変わります。
例えばストリートスケートボードでは重量が軽く、前後が反り上がってトリックがしやすくなっているなど、それぞれの特徴に合わせた形になっています。
・デッキテープ
デッキの乗る面に貼られた滑り止めのことです。グリップテープとも呼ばれ、紙やすりのような物でできてます。
ペニーボードなどには使われておらず、リュックに装着しても傷が付かないようになっています。
・ウィール
タイヤのことです。サイズや硬さが違う様々な物が発売されています。
多きく柔らかい物はクルージングに向いていて、小さく硬いものはトリックに向いています。
・ベアリング
ウィールを回すためのパーツです。
ベアリングの滑りによって加速力や最大スピードが変わる重要なパーツです。
・トラック
デッキとウィールを繋げる金属でできたパーツです。キングピンと呼ばれる稼働する部分で繋がっていて、それによってスケートボードを操作することができます。トラックの性能によって操作のしやすさや、安定感などが変わってきます。
一般に、クルージング向けのモデルは車高が高くなっていて、大きなウィールを付けてもウィールとデッキが接触しないようになるなどの工夫がされていたり、トリック向けの物では軽量に出来ていたりします。
以上がスケートボードの主なパーツになります。
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