みんなでワイワイ楽しめるコミュニケーションツールでもあり、真剣に競技として始めてもとても奥の深いダーツでは、マイダーツの選び方1つで上達スピードが大きく変わってきます。
よりダーツを楽しむために基本を覚えると共に、マイダーツも上手に選んでいきましょう。
1.ダーツを上達するための基本
ダーツという競技は、狙った所にどれだけ入れられるかというスキルが求められます。
狙う所が1投毎に違う時もありますが、基本的には同じ場所に「入れ続けられるか」が求められるシチュエーションがほとんどです。
つまり、いかに同じ感覚で投げ続けられるかが大事になってきます。
感覚が重要になってくるので、スタートラインは人それぞれ違います。
最初から上手な人もいれば、的にすら届かない人もいます。
まず上達していく為に必要なダーツの基本を3つ上げようと思います。
1.練習の基本となる的はブル
ボードのど真ん中にある丸い的は、ブルと言います。
外側をシングルブル(アウターブル)、内側をダブルブル(インナーブル)と言います。
このブルを狙うことをまず最初に覚えましょう。
ソフトダーツの場合、ブルに入った時に特殊な効果音が鳴ります。
この音が聞けた時はとても気持ち良いですよ!
ブルを狙う時の感覚を応用して、他のナンバーを狙えるようにするのが基本なので、とにかくブル練習をたくさん行ってください。
2.とにかく楽しむこと
どの競技にも言えることですが、とにかく楽しめなくては上達もなかなかしません。
最初はなかなか狙った所には入りません。
ブルを狙っても、ほんの少しずれて入らなかったり、大きくブルから外れてしまったり…。
最初は入らなかった時の事はあまり考えず、とにかくブルに入れた時の喜びだけを感じ、ブルに入れる楽しさを覚えてください。
これで初めて継続して練習していける気持ちが作れると思います。
3.とにかく投げる!ダーツの事を考える習慣を付ける
ダーツはとにかく感覚を掴むことが何より大切です。
それと同時に、掴んできた感覚を忘れないことも大切です。
1週間のうち、1日3時間投げ込んで他の6日間は投げないという組み方より、1日30分練習を6日行い、1日は投げないという組み方の方が感覚は掴みやすく忘れにくいです。
ほぼ毎日投げるのが無理でも、1日1回はダーツに触るだけや、素振りをするだけでも違います。
そして、上達には練習だけでなく、自分に合ったマイダーツ選びも大切になってきますので、ご紹介していきます。
2.マイダーツのオススメの選び方
ダーツバーなどで貸してもらえるハウスダーツは、お店によって長さや重さが違う事が多いので、感覚を掴むのに時間がかかってしまいます。
マイダーツを持っていれば、自分が投げるダーツは常に同じ物なので、感覚を掴むスピードが間違いなく上がります。
更に、感覚を掴み始めて来るとどの競技でも必ずぶつかる「もっとこうしたい場合はどうしたら良いのか…」という壁。
この壁にぶつかった時、マイダーツを持っていれば「セッティング」で越えられる事があります。
では、どんな選び方をすれば良いのか。
最初のマイダーツ選びは確かに重要なのですが、考え過ぎ、迷い過ぎも良くないので、気軽に選べるようになるポイントを2つご紹介します。
1.まずは直感で選んでも問題なし!
「これなら値段もお手頃だし」「形がカッコイイ」「このプロのモデルが良い」など、自分が良さそうを思ったものをまずは手に取ってみましょう。
そして、なるべく試し投げをしてみて下さい。
ダーツショップなら試投用がある所がほとんどです。
試し投げをした際、重要なのは「狙った所の近くに行くか」ではなく「気持ちよくダーツを飛ばせているか」です。
飛ばした時の違和感が少なければ、練習すれば自分の思い通りにコントロールしやすくなります。
たくさん試し投げをしてフィーリングで選んでください。
2.バレル部分で選ぶ
売っているダーツのほとんどが、「チップ」「バレル」「シャフト」「フライト」がセットになって売っていて、買ったらすぐに投げられるようになっています。
チップは先端の事で、フライトは羽の部分、バレルはダーツのメインの部分で、シャフトはバレルとフライトを繋ぐ棒状のパーツです。
何故バレル部分で選ぶのかと言うと、先程お伝えした「セッティング」が関係してきます。
気持ちよく飛ばせるかどうかは、バレルとの相性が関係しています。
「気持ちよく飛ぶけど、もっとこうなるように飛ばしたい」などは、シャフトの長さを変えたり、フライトの形を変えたりして、自分好みに調整します。
これがセッティングです。
セッティングはバレルを基準に行うものなので、マイダーツはバレルで選ぶ事が大事になります。
自分好みのセッティングを探すのもダーツの楽しさの1つです。
セッティングで出会えた自分好みのダーツには物凄く愛着が湧きます。
相性の良いマイダーツを作り上げ、たくさん投げましょう。
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