クロストレーニングとは一般的にスポーツ競技者によく用いられるトレーニング方法です。
しかし、筋トレにおいてもクロストレーニングを応用するメリットがあります。
そこで今回は筋トレにおけるクロストレーニングのメリットと実際の実践方法を解説します。
1.一般的な意味でのクロストレーニングとは
クロストレーニングとはスポーツ競技者が自分の行なっている競技とは異なるスポーツ競技のトレーニングを行うことを言います
これにより、筋肉に新鮮な刺激を与え、また酷使し続けている筋肉を休めることが可能になります。
同じ筋肉ばかりを使っていると、身体の筋力のバランスが崩れ、競技能力に悪影響が出てくるのですが、筋力のバランスの崩れを解消してくれるのがクロストレーニングなのです。
2.筋トレにおけるクロストレーニング
一般的にクロストレーニングはスポーツ競技の世界で使われる言葉ですが、筋トレにおいても活用することが出来ます。
先程「同じ筋肉ばかり使っていると…」と言いましたが、筋トレの場合も同じ筋トレ種目ばかりをしていると、特定の筋肉が酷使されてしまい、オーバーワーク(筋肉の使い過ぎ)による弊害が生じてしまいます。
ですので、筋トレの場合も定期的に筋トレ種目を変更したり、時には筋トレをお休みして、有酸素運動を取り入れるなどの工夫が大切になるのです。
3.クロストレーニングを取り入れる方法
では、クロストレーニングを筋トレに取り入れる方法をいくつかの例を挙げて紹介します。
1.胸の筋トレ種目を変更する場合
1.プッシュアップ×3セット
2.ディップス×3セット
1.ダンベルフライ×2セット
2.ダンベルプレス×2セット
3.プッシュアップ×2セット
2.背中の筋トレ種目を変更する場合
1.プルアップ×3セット
2.ダンベルローイング(片手)×3セット
1.ダンベルローイング(両手)×2セット
2.チンアップ×2セット
3.ダンベルデッドリフト×2セット
3.脚の筋トレ種目を変更する場合
1.スクワット×3セット
2.ブルガリアン・スクワット×3セット
1.ブルガリアン・スクワット×2セット
2.スクワット×2セット
3.踏み台昇降×2セット
4.腹筋の筋トレ種目を変更する場合
1.シットアップ×3セット
2.クランチ×3セット
1.リバースクランチ×2セット
2.レッグレイズ×2セット
3.プランク×2セット
コメント