現代社会では時間に追われたり、対人関係で気を使ったりとストレスを感じる人が多いと言われています。そんな毎日の疲れをヨガで癒し、リラックスして翌日への活力を養っていきましょう。
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1.リラックス効果のなるヨガのポーズ
ヨガのアーサナ(ポーズ)は筋力に働きかけるといった身体的な効果と、やる気を起こしたり、気持ちを沈めたりといった心や精神に働きかける効果があります。その中で、特にリラックス効果のあるポーズを3つご紹介します。
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1.ヨガのベイビーコブラのポーズ
ベイビーコブラのポーズは、コブラのポーズの強度を優しくしたポーズです。胸を十分に広げることができます。肺に酸素を多量に送り込むことができ、疲れを取り除きリラックス効果があります。
1.マットにうつ伏せになります。
2.両ひじを曲げて手の平を下に向けて両肩の横に置きます。肩の力を抜いて手のひらから両肘までをマットにつけます。
3.吸う息で両手のひら肘で床を押して上体を起こし、胸〜頭を床から離し、肩甲骨をお尻の方へ引きます。手のひら〜肘は床につけたままです。吐く息で肩の力を緩めます。
5.顔は正面を向き、視線は少し遠くに置きます。
6.ポーズを保ったまま5呼吸します。吸う息ごとに少しづつお腹を上下に伸ばすようなイメージを持ちます。
7.呼吸が終わったら、ゆっくりとうつ伏せに戻ります。穏やかな呼吸を繰り返して少し休みます。
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2.ハッピーベイビーのポーズ
ハッピーベイビーのポーズは全身の緊張を緩め、脳や心を休ませる効果があります。名前の通り、幸せそうにスヤスヤと眠る赤ちゃんをイメージして行ってみましょう。
1.マットに仰向けになります。
2.両膝を曲げて胸の方へ持ってきます。
3.両手の親指、人差し指、中指で両足の親指をつかみます。(右手の指で右足の親指。左手の指で左足の親指。)
4.膝と膝の間を心地よい幅に広げます。
5.両脚、両腕の力を抜いてブルブルと揺すっていきます。揺れが全身に心地よく伝わるようにします。
6.揺れを止めて、足の裏を天井の方へぐーっと押していきます。ふくらはぎ、太ももの後ろ側、股関節、腕などが心地よく伸びていきます。
7.ポーズを保ったまま全身の力を抜いて、そのまま穏やかな呼吸で数分ポーズを続けます。
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3.屍のポーズ
屍(しかばね)のポーズ(シャヴァアーサナ)は、その名の通り「死体」のポーズで、仰向けになって行うポーズです。意識的にリラックスさせることで、真のリラックス状態を作ることができます。
1.マットの上に仰向けになります。
2.手のひらを軽く開いて天井側に向け、モモの横の辺りに広げます。脇の下を緩めます。
3.足は軽く開いて、目を閉じます。
4.できるだけゆっくり、静かな呼吸をし、呼吸に集中します。なるべく長く深く、それでいて、息をしているのかしていないのか、周りらみたら分からないと思えるくらいの静かな呼吸をします。
5.呼吸を続けながら、頭からつま先まで、体の各部分を意識的に点検して、緊張があるところは少し揺するなどして緩めます。
6.10〜20分ほど続けます。
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