ヨガスタジオで、朝6時〜7時といったクラスを目にすることがあり、朝に行うヨガ、いわゆる「朝ヨガ」は多くの効果があると言われています。
では、朝ヨガの効果とはどのようなものがあるのでしょうか?
1.快適な目覚め
プラーナヤーマ(呼吸)を一緒にアーサナ(ポーズ)を取るヨガをすると、血行が良くなり、新陳代謝が上がります。
この為、起きたての眠たい状態でも、朝ヨガを行うことで血液の循環が良くなり、身体が温まり、頭の中も活性化され、スッキリ、クリアな状態になります。
また、朝早く起きることで、必然的に太陽の光を浴びることになります。太陽の光を浴びることとヨガのような適度な運動をすることで交感神経が刺激され、セロトニン別名「幸せホルモン」が分泌されると言われています。セロトニンを活性化させると、不眠症やうつ病を防ぐ効果があります。
セロトニンは体内時計を刺激し、メラトニンという「睡眠ホルモン」を分泌する手助けをするので、夜の寝つきを良くし、結果、翌朝の目覚めが良くなります。
2.仕事でのパフォーマンスアップ
ヨガは、呼吸や身体に意識を向けるため、集中力も養われます。
5分〜15分でも良いので、朝ヨガをしてその集中力を引き出すことで、1日の計画を立てやすくなったり、仕事で問題を解決するアイデアを出したり、また、適度な運動で身体の筋肉がほぐれ、迅速な行動ができたりと言った効果が期待できます。
また、朝ヨガと同じく瞑想も頭の中の思考を沈め、考えを整理できる効果があるので、朝の瞑想も仕事前に効果的です。
朝ヨガで頭も心もスッキリ、前向きな気持ちになると、心に余裕ができて、職場での人間関係を良好に保つ効果も期待できそうですね。
[br num=“1″]
3.規則正しい生活
毎朝、朝ヨガを行う時間を作るのが、初めは難しく感じることもあると思います。
ですが、数日〜数週間朝ヨガを続けて、身体にヨガの快適さを覚えさせると、身体の方からヨガをしたい(身体を伸ばしたい、動かしたい等)という反応が出て来ます。これは、人間の持つホメオタシス機能(恒常性機能)と言って、身体の状態を一定に保とうという機能が働くようになるからと言われています。
そのような機能も手伝って、朝ヨガが習慣化することで、決まった時間に目がスッキリ覚め、ヨガを行うことで身体や頭の中が整い、日常の活動へ意欲が増して、規則正しい生活を送ることが見込まれます。
[br num=“1”]
4.ダイエット効果
人間の体は運動することで糖質を燃やしてエネルギーに変えるのですが、空腹時は体内の糖質が少なく、その状態で運動をすると脂肪を燃やしてエネルギーとします。
この為、朝食前の空腹時にヨガのような有酸素運動を行うと、脂肪を効率良く燃やすことができるのでダイエット効果があると言われています。
また、ヨガのアーサナ(ポーズ)を行うことで、胃や腸を刺激し排泄を促す効果があります。このような効果が朝ヨガがダイエットにも効果的と言われる理由でもあります。
コメント