ヨガは年代を問わず、自分に合ったレベルのポーズを選んでおこなうことができます。
時を経て、体が変化する40代になってすると効果的なヨガももちろんあります。
こちらでは、40代に効果的なヨガのポーズをご紹介します。
1.40代の体の変化って?ヨガが効果的なのはどうして?
40代は人生の中で最も忙しい時期だといわれます。
仕事では管理職になる人が増えたり、仕事と家事の両立に忙しい中、親の介護の問題が立ちはだかることもあります。
体も変化しています。
実は、体の老化はすでに起こっていることなのですが、目に見えて体の衰えを感じることが増えるかもしれません。
疲れが取れにくくなったり、むくみやすくなったりすることもあります。
女性ホルモンが乱れ、更年期障害の症状が起こる場合もあります。
ヨガでは深い呼吸を重視します。
胸まで息を目一杯吸い込み、細く長く吐くことでリラックス効果が表れます。
疲労がたまりイライラすることがあっても、精神を安定させることができますので、女性ホルモンの調子が整います。
ヨガはデトックス効果もあります。
新陳代謝も良くなり、自然治癒力がアップします。
痩せにくい体になっている人が少なくないですが、ダイエット効果も期待できます。
2.40代に効果的なヨガのポーズ①合蹠(がっせき)のポーズ
ヨガをしたことがない人でも、一度は見たことがあるのがこの合蹠のポーズではないでしょうか。
股関節をバランスの良い位置に調整し、柔軟性を高めることで血行が良くなります。
40代でよく起こる女性ホルモンの乱れも解消され、逆に分泌を促してくれるヨガのポーズです。
まずはあぐらをかいて座ってから、足の裏同士をピタリと合わせて背筋を伸ばします。
骨盤から立てる感じにすると、きれいにできます。
前方の床に肩幅に広げて手を置き、息を目一杯吸い込みます。
吐きながら、手を前方に移動させていきます。
上体も寝かせますが、お尻が浮き上がらない程度にします。
一番遠くまで行けたら、呼吸を繰り返しポーズをキープします。
呼吸を繰り返すことで柔軟性がつき、手がまだ前方に動かせそうなら動かします。
そしてまた呼吸を繰り返します。
息を吸いながら上体を起こし、戻ったら息を吐いて脱力します。
3.40代に効果的なヨガのポーズ②弓のポーズ
弓のポーズでは、倦怠感の解消、疲労回復、腰痛の改善が期待できます。
首から足までのほとんど全身の筋肉を動かすので、血流が良くなり、40代で多い冷え性を改善できます。
まずうつ伏せになり手は体に沿わせます。
ひざを曲げて、お尻につけるようにします。
両手で足の甲か足首をつかみ、息を吸いながら上に上げていきます。
足は、できるだけ同じ高さになるように上げてください。
背中を反らせてポーズをキープします。
この時も呼吸は繰り返します。
余裕があれば前後に体をゆらゆら揺らしてもいいでしょう。
息を吐きながら、足を下ろし、手をほどいてうつ伏せになります。
4.40代に効果的なヨガのポーズ③チャイルドポーズ
チャイルドポーズは、ヨガのポーズを連続してした後や途中で、休息に使われますが、いつおこなっても効果が表れます。
簡単なポーズですが、丸くなって呼吸をするポーズなので、心身のバランスをとったりイライラを解消させる効果があります。
正座をし、両足の親指をくっ付けます。
ひざは腰幅に開き、かかとの上におしりを乗せます。
息を吸いながら上体を床に下ろします。
足と足の間に上半身を置くイメージです。
呼吸を30秒程繰り返したら、息を吐きながら上半身を起こします。
正座に戻ったらリラックスします。
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