ヨガは、マットや広いスペースがなくてもできるものです。
今回は、デスクワークで体がガチガチになっても座ってできるヨガのポーズをご紹介します。
椅子さえあれば、誰にでもできますよ。
1.椅子を使ったヨガのポーズ①わしのポーズ
わしのポーズは、肩甲骨周りをほぐすことができるヨガのポーズです。
椅子の背にもたれずに、浅く座ります。
手のひらを上に向けたまま、両手を前方に出します。
前方に伸ばしたら、どちらの腕が上になってもいいので腕をXのように交差します。
そのままひじを90度手前に曲げて手のひらを顔に向け、手のひらを合わせます。
手のひらはピタリとつけられなくても、できるだけ近づけておけば大丈夫です。
息を吸いながら合わせた手を上に上げていき、息を吐いて手を動かさずに脱力します。
目線は指先において集中するようにします。
呼吸に合わせて何度も繰り返してください。
2.椅子を使ったヨガのポーズ②牛の顔のポーズ
椅子の前の方に浅く座り、骨盤を立てるようにします。
背筋を伸ばし背中で両手の指を組みます。
それぞれの手を背中で上と下から伸ばします。
指を組むのが難しければ、タオルやハンカチをつかみ合う方法でもいいでしょう。
息を吸いながら左右の手を上下に引っ張りあい、息を吐きながらそのままの位置で脱力します。
反対側もおこないましょう。
肩こりの改善や二の腕の引き締めに効果があります。
3.椅子を使ったヨガのポーズ③後ろ合掌のポーズ
後ろ合掌のポーズは、いきなりすると筋を傷める場合もありますので、無理をしないようにしてください。
肩こりの改善やバストアップに効果があるヨガのポーズです。
椅子には浅く座っておきます。
胸の前で合掌し、合掌したまま手を上に伸ばしていきます。
頭の上に届いたら手を離し、それぞれの手を左右に広げていきます。
肩の高さで手のひらを上にしたら、胸の前で合掌し直します。
これを何度か繰り返してから、背中で合掌をします。
本来は指を空に向けますが、指を地面に向けたり手首を反対の手でつかむのでも構いません。
手首をつかむ方法なら、左右両方でおこないバランスを取るようにします。
ポーズに気を向けると、呼吸がおろそかになることがありますが、呼吸をすることで筋肉がゆるみます。
呼吸は止めずに継続してください。
胸をはり、頭は空から糸で吊られているように感じると、頭はまっすぐになります。
4.椅子を使ったヨガのポーズ④三角のポーズ
ひざを揃えて、椅子に浅く腰掛け背筋を伸ばします。
息を吸って、吐きながら背骨をねじり手の甲を反対の足の外側につけるようにします。
足のくるぶしを目印にすると分かりやすいでしょう。
反対の手は空に向け、目線も上に上げた手の指先に集中させます。
両手は一直線になるようにし、胸を広げるようにしながら呼吸を繰り返します。
反対側もおこないましょう。
椅子を使ったヨガのポーズは、胸郭を開くポーズが多いです。
胸郭を開くことで呼吸が深まり、リラックス効果が高まります。
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