ヨガを始めると、体の歪みが取れてあるべき姿勢に戻ります。
そして同時に、老廃物が流れ去るのでリンパの流れが良い体に生まれ変わります。
今回は、リンパの流れを良くするヨガのポーズをご紹介します。
1.リンパの流れを良くするヨガのポーズ①ねじった体側を伸ばすポーズ
ヨガのねじった体側を伸ばすポーズは、山のポーズからスタートします。
両手を腰に添えて、右足を後方に下げてひざをつきます。
左ひざを90度の角度になるように立て、右足の親指の付け根で床をしっかりととらえるように意識します。
息を吸いながら、右手を天井に突き上げます。
次に、息を吐きながら上半身を前に倒していき、右手の指先を左足の外側につきます。
右手で遠くのものを取るようなイメージを持って、ゆっくりと上半身を倒していきます。
床には指先だけをつきます。
指先で床をつかむようなイメージを持つといいでしょう。
前方にある足に、肩の付け根の方までしっかりとかけてしまいます。
左手は腰に添えたままにして、左右の骨盤の高さが水平になるように左手で左側の骨盤を下げます。
次に息を吸いながら、腰に添えていた左手を空に突き上げるようにします。
左手の指先に視線を置きます。
息を吐きながら、体をさらにねじります。
息を吸いながら、右ひざを床から離して、左手を斜め前方に伸ばします。
左の肩を後方に引くようにして胸を開きます。
上げた手が体の前側に倒れないよう、注意してください。
耳と肩の間は空間を開けて、首筋を伸ばします。
左手と右足のかかとで引っ張りあうようにして、体側を伸ばします。
後方にある右足の親指の付け根で床をしっかりととらえ、かかとを後方に押し出すようにするのがポイントです。
左手の指先に視線を置き、3呼吸程、ポーズをキープします。
右ひじで左足のひざを押さえて、骨盤を安定させておきます。
骨盤を安定させることで、リンパが滞りやすい骨盤を正しい位置に戻します。
右ひざを床についてから、左手を下ろし、山のポーズに戻ります。
右ひざを床から離して、左手と右足で引っ張りあうようにするのが難しければ、左手を斜め前方に倒すようにします。
左手の指先に視線を置き、体側を伸ばします。
上げた手が前方に倒れてしまうようなら、左手を腰に添えたままにして左肩を引き胸を開くといいでしょう。
反対側も同様にします。
無理のない方法でおこなってください。
ヨガをした後はいつでもそうですが、水分を多目に取るようにします。
特にリンパの流れが良くなっていますので、水分補給をしっかりして流れをより良くします。
2.リンパの流れを良くするヨガのポーズ、効果は?
リンパの流れが良くなると、冷え性の改善、疲労回復、むくみの軽減が期待できます。
ヨガのねじった体側を伸ばすポーズをおこなうと、肩こりや便秘の解消、下半身強化、内臓機能の上昇が期待できます。
椎間板、仙腸関節にトラブルがある場合、骨粗鬆症、生理中や妊娠中には避けるようにしてください。
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