フットサルでは筋肉的なフィジカルはあまり必要ではありません。
しかし転倒や接触から身体を守るためにも、ある程度の筋力がないと危険です。
効率のよい筋トレメニューを練習に取り込みフットサル上達の助けとしましょう。
1.まずは腹筋から鍛える
シックスパックまでいかなくともしっかり鍛えておきたい部位です。
上半身や足などはフットサルの練習などで自然に鍛えられますが、腹筋は意識的に筋トレを行っていかないとなかなか鍛えられません。
腹筋はそのインナー部分も含めて、身体バランスや心肺機能を支える大事な筋肉です。
シュート力やキック力も腹筋が下半身を引っ張る力で成り立っていますから、本当に色んなところで腹筋が役に立っているのです。
インナーマッスルとともに腹筋を強化する筋トレメニューはV字腹筋が効果的です。
仰向けに寝て両足と両腕を伸ばしていき、つま先と指先を接触していられるようにさせて2分から3分ホールド。
離してまた仰向けに戻る際も出来る限りゆっくりと、重力のたすけを受けてはいけません。
この筋トレを数セット毎日行うだけでかなり効果があります。
また両腕をどちらか片手だけに変えるとその腕の方の腹斜筋を鍛えられます。
腹斜筋は呼吸をサポートする筋肉なのでスタミナが大事なフットサルでは重要な部分です。
さらに上に伸ばした姿勢を保持するためにインナーマッスルも鍛えられますから、体幹の強さが上達に繋がるフットサルでは非常に有効な筋トレと言えます。
2.怪我から足を守る
フットサルでは激しいチャージは禁止ですがそれでも転倒や接触は避けられません。
腹筋の筋力が向上したなら後は自身のウィークポイントを強化していくのが良いでしょう。
しかし特に見当たらなければ、怪我への対策として下半身を強化するのが望ましいです。
筋肉の鎧などと表現されますが、そこまでではなくとも衝突や転倒時には筋肉が関節や骨を守ってくれるのは事実です。
下半身に筋肉量が増えるとその重さで重心も安定しますし、倒れにくい身体作りに間接的に貢献してくれます。
しかし強化するために特別な筋トレを行うのではなく、走り込みの量を増やすのが最適でしょう。
走ることで鍛えられる筋肉は身体全体にバランスよくつきますが、どこかを重点的に筋トレしてつけるとこのバランスを壊してしまいます。
これによって膝への負担が増えると内部的な怪我につながり本末転倒です。
ただ走るのが苦であればドリブル練習を兼ねるなど工夫しましょう。
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