アーチェリーにおいてなくてはならないのが弓と矢ですね。
アーチェリーでは矢を自分で作成する必要がありますので、構造から説明していきたいと思います。
1.アーチェリーの矢とは
アーチェリー競技で使用する矢は「シャフト」とも言います。
矢の既製品は基本的にはありません。
シャフトを自分の腕の長さに切り、羽根や矢先を付けていきます。
1.フェザー
矢に装着されている羽根のことを「フェザー」といいます。
フェザーは様々な色、種類がありますので、矢の固さによっても変わることはありますが、好きな色のフェザーを使ってもよいでしょう。
フェザーを貼る際、5mm幅ほどの透明な両面テープや、黒いテープがあります。
こちらも必要な道具なので、手順をしっかり覚えてくださいね。
2.ポイント
矢先のピストルの弾のような部分を「ポイント」といいます。
ポイントがあるので矢が飛んだ際、うまく刺さるようになります。
シャフトに入れる部分と、矢が刺さる部分にわかれているタイプと、くっついているタイプがあります。
3.ノック
矢をつがえ、ストリングに装着する部分を「ノック」といいます。
ノックには向きがあり、突起がついている部分を目印にしてつがえるようになっています。
ノックはプラスチック製のものが大半で、グルーピングがまとまっていると自分の放った矢でノックが傷つくことがよくあるので、大目に支度する必要があります。
ノックも様々な色があり、好きな色にしてもかまいませんが、赤やオレンジ、緑など明るい色のノックを使うと、的のどこに刺さっているかが見やすくなるでしょう。
なお、試合でフェザー、ノックの色が選手とかぶったとき、どちらかが色を変える必要があるので、違う色のノックを準備しておくと良いです。
オリンピックや全国国民体育大会のような大きい大会の本戦の場合は、一人一的になることがあるので、そこまで、色に関して神経質にならなくても大丈夫です。
2.矢の選び方
矢の素材はアルミやカーボンがあります。
アルミ矢は初心者向け、というより体験用といっても過言ではない矢です。
飛距離もあまりなく試合向きではないので、よほどのことがない限り、アルミ矢は使用しなくても良いと思います。
カーボン矢のAECや、ACCから使うと良いでしょう。
矢にも堅さがあるので、矢のサイズ表示をよく見て、弓の重さに合った矢を購入しましょう。
なお、注意点として、X10という矢がありますが、初心者の方は購入しない方が良いうでしょう。
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