アーチェリーをやると集中力が身につく!という方がいますが、はっきり言って間違いです。
確かに身につく精神論はあると思いますが、アーチェリーで集中力が身につくのではなく、アーチェリーをするのに集中力が必要なのです。
1.アーチェリーで大切な集中力とは
アーチェリーで大切な集中力とは、やはり一つひとつの動作をしっかり行うような意識を持つことだと思います。
この動作の合間に余計なことを考えていたら適当に打つ状態になり、一射一射を雑に打つことになります。
これは人を怪我させかねないスポーツにとってご法度なことです。
試合でも動作の確認の他に風を読んで打つ場所を変えたりもする必要があります。
その他、この集中力によって精神面も鍛えられるのです。
アーチェリーとは自分はもちろん、試合となると、相手からのプレッシャーとはかなりあるのではないでしょうか。
この精神力は社会にでた際、ストレスに強い心にしてくれますし、よっぽどのことでは驚かない平常心を養うことができます。
2.集中力の養い方
人の集中力は8秒しか持続しないといいます。
その割には勉強もスポーツも、仕事も案外長く集中していますよね。
どのスポーツも改めて集中してプレイしましょう、とはならないと思います。
集中力とはあくまで自発的なもので、集中しようと思って集中しているわけではないですよね。
スポーツはやってみると「あれ、今集中していた?」と、案外知らず知らずのうちに集中できているのではないでしょうか。
アーチェリーは特にほかのスポーツとは違い、周りの状況を判断し、注意することが集中することではなく、一つの動作に対して集中するスポーツです。
また、アーチェリーの集中は、平常心を保つことだと考えます。
どうしても雑念が入ってしまうときは、いっそのことその日の練習をやめてみるのも手です。
やめてみてアーチェリーに未練や、やめてみたことに罪悪感を覚えるのならまた練習を始めてみましょう。
スムーズにプレイに取り組め、気付いたらその日の練習メニューが終わっているのではないでしょうか。
また、雑念を取っ払い、心を無にする方法としては、待機時間にガムを噛んだり、ストレッチをしてみると気休め程度ですが、効果はあるのではないでしょうか。
何度も言うようですが、やってみないと集中はできません。
まずは規則正しい生活を送り、心に余裕を持ったうえで取り組んでみると良いのではないでしょうか。
ぜひ試してみてください。
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