アーチェリーの弓具はあれこれ細かい部品がついており、非常に複雑な構造をしています。
一つひとつの部品にしっかり名称と存在意義があるので、選ぶのも大変ではありますが、性能を理解したうえでその種類を選ぶのは楽しいと思います。
1.弓の中心ハンドルとは
ハンドルは弓を持つ部分で様々な部品が付く弓の中心と呼んでも過言ではありません。
プレイをするときグリップを握ると説明しましたが、そのグリップがついているのがハンドルです。
弓の中心で押し手の力があるためアーチェリーという競技が成り立っているといえますね。
そんな重要部分のハンドルの素材は、大きく分けて二つの素材でできております。
1.マグネシウム合金製
一つ目はマグネシウム合金の作りになっているものがあります。
ハンドルの重さが比較的に軽く扱いやすいので、人気のあるハンドルとも言えるでしょう。
2.アルミニウム合金
競技用のものはアルミニウム合金の作りのハンドルが主流となっていますね。
ハンドルの重さはメーカーやその型によって変わりますが、トップクラスのモデルは重量が重くなるようです。
2.ハンドルの選び方
最近のハンドルはリムを変えなくてもポンドを調節することができるので、何が良い、ということはメーカーによって異なりますのでご紹介はできません。
代表的な弓のメーカーとして、HOYT、WIN&WIN、SAMICKがあります。
どれもそれぞれに特徴があり、使いやすい弓ですが、初心者向けの弓というのも特にはないので、ハンドルに関しては色や形の好みで選んでも構わないと思います。
しかし、値段が高い方点数が出る、というわけではないことを忘れないでください。
かの古川高晴選手が「型が古すぎてチューニングできない」と言われたハンドルで全国大会を優勝した高校選手も中にはいます。
もちろん弓の性能が高い方が点数の伸びが出ることもありますが、それは射形が安定した方が使用した場合によります。
なので、トップクラスが使用するような重いハンドルは初心者の方には向きません。
押し手が弓の重さに負けて十分な押しができなくなり、フォロースルーの際弓が下に下がってしまいます。
また、ハンドルの種類によってグリップの細さも関係してくるので、それぞれの特徴を考慮したうえでハンドル選びをした方が良いです。
最初は性能云々についてはわからないと思いますので、経験者の方と相談をしながら購入を検討してみてください。
なお、購入を検討する場合は、ある程度自分の打ち方が身についてからの方が良いです。
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