弓、矢のチューニングを勉強しました。
また、フォームの勉強をしました。
次はいよいよ実射です。
アーチェリーは実際打ってみると、頭で考えたよりずっと難しく、ずっと楽しいですよ。
1.近射の仕方
最初は自分の弓ではなく、練習用のポンドの低い弓で始めましょう。
競技用が30ポンド前後だとすると、練習用は18ポンドの弓があります。
なお、クリッカーも最初は付けない方が良いです。
何事も弓に慣れてからにしましょう。
さて、アーチェリーでも弓道でも「近くで打つから近射」ですが、近射も距離によっても名称があるのです。
1.まきわらから始める
実射で畳の近くから打つことを「まきわら」といい、この言葉は弓道でも使われています。
この時は、弓に慣れることを意識して練習しましょう。
素引きの段階である程度弓が引けるなら、自分の弓で打ってみても良いと思います。
ただ、その時は弓の重さに耐えられるような状態にする必要があります。
そのため、スタビライザーはセンターロッドだけでも良いです。
自分のアーチェリー経験を積み、その進歩状況で道具を増やしていくと良いでしょう。
2.少し距離を開ける
まきわらで練習を繰り返し、弓の強さとフォームの意識に慣れてきたら、今度は10mから20mほど距離を伸ばしてみましょう。
この距離の練習をいよいよ「近射」と呼ぶのです。
2.より良い近射練習方法
ある程度経験のある方でもこの近射は自分のフォームを見つめる非常に大事な練習となります。
エイミングの練習として小さな的を付けたり、畳に印をつけて狙うポイントを定めても良いと思います。
ただ、的を付ける際は狙いこまないように注意しましょう。
近射はあくまでフォームの確認の場ですよ。
近射になれ、大体同じフォームができるようになったら、今度はクリッカーを付けて練習してみましょう。
自分の引き尺が精密化され、引けなかった部分が見えてくると思います。
アーチェリーは、距離が開けば開くほど弓の重さ、力が負担になってきます。
近射でしっかり自分の弓の重さ、力に負けないような練習が必要です。
そのため、一人で練習するのではなく自分の射形を見てくれる人がいると、何が悪いのか客観的にアドバイスをしてくれると思います。
射形の動画を取り、自分のフォームを見つめ問題点や、更に伸ばしていく部分を分析しましょう。
距離を打てる方も、一通り打った後は近射で改めて自分のフォームを確認するなど、練習の最初と最後に取り入れるといいですよ。
コメント