アーチェリーを練習していると普段使わない筋肉を酷使するため、身体が痛くなると思います。
ただの筋肉痛ならいいのですが、痛みが持続しないようしっかり体をほぐしてあげることが大切です。
1.ストレッチの重要性
どのスポーツでも練習後のストレッチは大切ですよね。
ましてや、アーチェリーは目に見えている筋肉ではなく、インナーマッスルで体幹を作るスポーツです。
鍛えれば上手くなるのではないので、使っている筋肉をしっかりケアすることで、痛みを解消していく必要があります。
2.ストレッチのやり方
アーチェリーで使った筋肉はしっかり伸ばして疲れをほぐしてあげましょう。
手を組み、手のひらを頭上に向けたらそのまま左右に10秒ずつ伸ばしてください。
また、片方の腕で二の腕部分を抑え、もう片方の腕を伸ばしたりするのも効果的です。
身体を伸ばしてあげ、痛みがあるようでしたら、今度はウォーミングやアイシングになります。
アイシングは保冷剤を直につけるのではなく、タオルなどで巻いてから冷やすか、アイシングスプレーで冷やすと良いです。
ウォーミングは暖かいシャワーなどをかけて温めると良いです。
また、温湿布もかなり効果がありますよ。
ここで重要なのは、筋肉痛は「冷やす」、神経痛は「温める」ことです。
痛みに合わせたケアをしてくださいね。
なお、引き手の肩と胸の間が痛むようでしたら、すぐにアーチェリーを中止したほうがよいです。
腱板を損傷している恐れがあるので、痛むようでしたらすぐに病院に行ってください。
また、手首を普段とは違う負荷をかける動きをしているので、指を伸ばしたり、手の甲を抑え、手首を伸ばしてあげてください。
同じ向きを向いていると首も痛くなります。
頭を抑え、首を伸ばしたり、首を回したりするのも良いと思います。
何となく身体がだるくなるようでしたら、相手の方にお願いして背中合わせになって腕を組み合って、背中に乗るように引っ張ってもらうとすっきりしますよ。
正直なところ、アーチェリーに必要なストレッチというのはあまりありません。
使った筋肉を伸ばすという意味ではストレッチは必要かと思いますので、どこの筋肉を酷使しているか、何をするとどんな痛みがあるのか、という身体の変化については知ったうえで、アイシングやウォーミングを重視してあげると良いでしょう。
普段と違う痛みがあるならフォームが違っていたということもありますし、自分の射形の基準にもなるので、普段の練習の意識が大切になってくるでしょう。
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