バレエを習ってみたいけど・・と思ったとき、躊躇する理由の一つに身体の硬さが気になったことがありませんか? そこで、「20代から始めるバレエ上達のための柔軟性」について、考えてみたいと思います。
1.レッスンに通うことで身体は変わる
大人になれば誰でも身体が硬くなるものですが、「それでも限度があると思う」と自分で自分に言ってしまうほど、身体の硬さを自覚されている方も多いと思います。
体が硬いと柔軟性向上のためのストレッチもとても辛く、積極的にやりたいとは思えず、
バレエには柔軟性が必要不可欠なことは分かっていても気が遠くなるのも事実です。
しかし、ご安心ください。バレエのレッスンを続けていれば、必ず柔軟性にも変化が現れます。
忙しい20代の皆さんは毎週定期的にレッスンに通うのは難しいかもしれませんが、バレエそのものの上達、柔軟性、筋力、ストレス発散、等、全てにおいて、
定期的なレッスン受講を目指してほしいと思います。
2. 身体には個人差があるので決して無理しない
柔軟性と呼ばれるものは関節の可動域の問題が大きいのですが、そこには靭帯の長さなども関係しており、
それぞれの身体の違い、つまり個体差の影響は案外大きなものです。
その為同じストレッチをしていてもクラスメイトと同じ効果が同じ期間続けても感じられないこともよくあります。
そんな時気を付けていただきたいのが、他者と比べて慌てたり、無理をして頑張り過ぎないことです。
皆と同じストレッチをしても結果が出ないように感じるのは、自分の頑張りが足りない等の理由ではないことが殆どです。
決して痛いのを我慢してストレッチをしないように、心がけていただきたいと思います。
場合によってはストレッチで筋を痛めたりすることがありますし、ペアストレッチなどをされる場合は、
痛みを感じたら直ぐにパートなーに止めるようとはっきり伝えていただきたいと思います。
ケガをして辛いのは自分の身体ですので、くれぐれも、無理をしないことが大前提であることを心に留めて頂きたいと思います。
3.ウォーキング後やお風呂の中でのストレッチ
ご自宅でストレッチをされる場合は、必ず身体を温めてから行うように気を付けて欲しいと思います。
先にも言いましたように、ストレッチで怪我をすることは珍しくありません。特に自宅などレッスン時間以外の場所でのストレッチはよく筋を痛めます。
そこで、出来れば有酸素運動と筋力UPも兼ねてウォーキング等身体を動かした後に、クールダンとしてストレッチをしたり、
身体を動かす余裕がない場合は、お風呂の中でのストレッチもおススメです。
大切なことは、レッスン以外でのストレッチは、必ず身体が温まっている状態で行うことです。
やっと始めた憧れのバレエ、上手になりたくて頑張り過ぎた結果怪我をするパターンは少なくありません。特にストレッチによるケガは、身体の硬さにコンプレックスがある方がやってしまいがちなケガの一つですので、十分に気を付けて取り組まれてくださいね。
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