40代になって始めたバレエでもトウシューズに憧れる方もいらっしゃると思います。そこで、「40代後半から50代前半で始めるバレエのトウシューズ」について、考えてみたいと思います。
1.チャンスがあれば挑戦してみて欲しいトウシューズ
45歳頃からバレエを始めた方でもトウシューズを履くチャンスがあればぜひ挑戦していただきたいと思います。
チャンスと言うのは、先生からトウシューズ履く許可が下りたらということです。
年齢的に見た時、45歳以降からバレエを始めた方で、骨の強度や足首などトウシューズに必要な筋力があり、上体の引き上げのコントロールができていて、
トウシューズを履いても問題がないところまで出来上がっている人は、ほぼいないと言って間違いありません。
それが身につくまで待っていたら、私たちの人生が終わりに近づいても成しえない可能性もあるとも言えるほど、トウシューズを履きこなす身体を作るというのは大変なことです。
それを十分わかったうえで、先生がトウシューズの許可を出してくださったなら、ぜひ挑戦してみて頂きたいと思うのです。
2.トウシューズの購入はできれば先生のアドバイスをしっかり受けてから
バレエショップに行ってみると、今は国内外を問わず沢山のトウシューズが売られていてそこから一足を選ぶのに気が遠くなるかもしれません。
そこでトウシューズを購入するときは、先生に頼めるのであれば最初の一足はまず先生に選んでいただくのもいいですし、
お店に自分で買いに行くのであれば、事前に先生からのアドバイスを伺ってから出かけられるといいです。
今はお店のスタッフの方もバレエ経験者の方が多いので、先生のアドバイスをお店のスタッフに伝えることで、先生の見解も踏まえたトウシューズの購入が出来ると思います。
3.トウシューズのレッスンは慌てずにマイペースで
トウシューズを履いてみると、如何にバレエシューズとは勝手が違うかを実感されると思います。
そこで、トウシューズのレッスンを受けるときは、周囲と比較して慌てたりせずマイペースを守っていただきたいと思います。
トウシューズで立つことに恐怖感を感じたり身体のコンディションが良くないときなどは、
無理をせずバレエシューズに履き替えたり、両手でバーに掴まらせて頂けるように申し出たりすることも大切なことです。
トウシューズを履くための身体条件が整っていないのですから、簡単にトウシューズで立つだけと言っても、それが大変困難であったり、怖いと感じても何ら不思議はありません。
まず大切なことは、ケガをしないようにゆっくりトウシューズに慣れていくことですので、くれぐれも気を付けてレッスンを受けて頂きたいと思います。
トウシューズのレッスンを始めると、この靴で踊ることの大変さを初めて知ることになります。憧れのトウシューズは過酷でもありますので、無理をせずにマイペースでレッスンを続けて頂きたいと思います。
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