ベリーダンスでは意外にもターンやスピンが多いのが特徴です。
何回転も続くターンや、シェネターンのようにターンで繋がるように進んだりとバリエーションも豊富です。
1.ベリーダンスで回るターンの種類
ベリーダンスの衣装を身に纏い、ベールやイシスウィングなどの小道具を用いたりして舞回る様子は神聖で本当に美しいものです。
ベリーダンスのターンのバリエーションを取り入れて、自分のものにできるように練習に励んでいきましょう。
1.バレルターン
Barrel turn (バレルターン)のBarrelは日本語で樽という意味になり、樽を抱くように両腕を抱えたり、両腕を伸ばしてプロペラのように回しながら回るターンのことを指します。
イシスウィングやヴェールを使いながらバレルターンを行うと、まるで天女のような美しさで見栄えがします。
2.ヘッドスピン・ターン
ヘッドスピン・ターン(head spin turn)は首を軸として頭を一回転させて大きな弧を描くように、髪の毛を振りかざしながらダイナミックにターンを行います。
立っている体勢でのターンの他、膝立ちをして回転しながら行う場合もあります。
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3.シェネ・ターン
シェネ・ターン(chaine turn)はフランス語で鎖という意味を持ち、バレエの要素が入っているため、脚は1番のルルベアップの状態で半回転し、鎖の連なりの様に連続で進んでいくターンです。
2.徐々にレベルアップしていこう
ターンを練習している時に、何度も何度も同じ方向に回転を続けるていると気持ち悪くなりますので、初心者のうちは半回転からはじめ→1回転→2回転→3回転と徐々にレベルアップしていくのもよいでしょう。
また、はじめはベタ足のターン→つま先立ちのターンだったり、スピードを速くしていったり…と、できるようになるごとに難易度を高めていくというのもおすすめです。
3.ターンで目が回ってしまう時の対処法
タ-ンの時に目が回り酔ってしまいやすくなる原因は以下の2つが考えられます。
・回転軸がブレている
・顔も一緒に回っている
目が回りやすいか、回り難いかに関しては元々の体質という面もありますが、少しでも回り難くするにはどうすればよいでしょうか?
1.床に印をつけてその上で回るようにする
身体の軸が中心からずれてしまうと上半身がブレやすくなり、酔いやすくなります。
床の上にバツ印をつけるなどして、なるべくバツ印の上にくるように意識しながら、かかととかかとを出来るだけ近づけた状態でターンをすると軸がずれにくくなります。
2.目印を決めて顔を残して回るようにする
回っているときに顔も一緒に回ってしまうと、周りの景色を見てしまい目が回ってしまいます。
壁などに目印を一つ決め、できるだけ1点を集中し顔を極限まで残して、振り返るようにすると目が回りにくくなるようです。
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