フィギュアスケートをやっていると、普段の生活やちょっとした手軽な運動とは違う筋肉を使っていることに気が付くと思います。
筋肉は使わなければ衰えますし、加齢に伴ってでも衰えていきます。
フィギュアスケートの練習を円滑に行い、可能な限り上達をしたい場合は、可動域を広げる必要があります。
膝はとくに故障しやすい場所で、ここは普段の生活でも衰えさせたくない個所だと思います。
運動に耐えられる膝を維持するためにも、可動域を広げる必要性がでてきます。
1.痛みは気持ちいいと感じる程度がよい
ストレッチの経験がなくても肩こりなどを経験すれば痛みのある個所を揉んだり押したりした経験があると思います。
痛い、でも気持ちいいと感じたことでしょう。
その痛気持ちいい程度がいい感じに効いていることになります。
それを超えた痛みはやりすぎですので、止めましょう。
2.効果的な時間帯
筋肉を伸ばして可動域を広げる、そのためにストレッチは欠かせません。
ストレッチとは筋肉を伸ばすために行うものです。
普段の生活では使わない筋肉を伸ばして、フィギュアスケートに必要な均等のとれた身体つくりをしましょう。
そうすることで練習の幅が広がり、結果として上達していきます。
身体は同じ姿勢でいると固くなります。
それは使わないでいると筋肉も縮んで固くなるということです。
だからといって、思い付きですぐ始めるのでは逆効果です。
ガチガチに固い身体の状態で行ってしまえば、気持ちいい痛みを通り越して我慢できない痛みに苦しむことになります。
翌日まで痛みを引き摺ってしまう、そんなことにならないよう、身体を温めてから行うことが重要です。
そこで、一番効果的な時間帯は、お風呂上がりです。
温かい湯に身体を浸らせたことで、血行もよくなり筋肉も温まっています。
ストレッチを行うのはお風呂上りが最適と覚えください。
3.腕を重点的に
膝も大事ですが、フィギュアスケートでは腕もかなり大事です。
まっすぐ耳にぴったりとつけて両腕をあげることができるでしょうか。
背中のどのあたりまで手が届くでしょうか。
腕の上げ下げをスムーズに、そのためには肩の可動域を広げる必要があります。
肩甲骨あたりにある筋肉を伸ばすことで、肩の可動域が飛躍的にあがります。
それは腕そのものの可動域を広げることに繋がりますので、是非やってみてください。
普段肩こりなどに悩まされている方にも効果的です。
肩甲骨あたりの筋肉を伸ばすのですから、そのあたりが痛いけど気持ちいいと感じれば効果がでていることになります。
両肩を背中の方に寄せていくような感じです。
背中で両腕を組むような感じでも効果が感じられると思います。
腕の可動域を広げることで、より美しいポジションを作り出すことができるようになります。
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