フィギュアスケートの練習中に衝突を防ぐために気をつけるべきこと

フィギュアスケートでの衝突と言えば記憶に新しいのが 2014年フィギュアスケートグランプリシリーズ中国杯での羽生結弦選手と中国のハンヤン選手でしょう。

試合直前の大事な6分間練習中に衝突し、 羽生結弦選手は顎の下を縫うなどの大怪我を負ったという事故がありました。 どんなときも怪我などしたくないものです。練習中は細心の注意を払って 練習に臨みましょう。

1. フィギュアスケートの練習中に衝突を防ぐために気をつけるべきこと

スケートの練習をする時というものには大きく分けると、一般営業中の練習・貸切中の練習・試合直前の6分間練習などがあります。

1.一般営業中での練習

まず一般営業中での練習についてですが、スケートリンクによっては安全面などの理由で、選手の練習を大幅に制限するところがあります。

ジャンプやスピンが禁止であったり、少しのターンもできないリンクもあります。また逆に大体普段通り練習できるリンクもあります。 リンクによって違いますので、練習したい時は確認した方がよいでしょう。

そして、共通して言えるのは一般のお客さんが一緒に滑っているという点です。リンクで滑っている全ての人が怪我などせずに、安全に楽しく滑れることが大切です。

そのために注意したいのは、自分の練習を最優先せず、一般のお客さんと衝突しないのはもちろんのこと、そばを滑る時には注意するべきです。

注意する点は2点、自分が滑るスピードとお客さんとの距離です。

人と衝突ないから大丈夫と思いがちですが、選手が近くを通るとそのスピードで風が起こりますし、近くを横切ったとすれば びっくりして倒れてしまう人も中にはいます。

人の近くを通るときはスピードを落とすと共に、自分が思う以上に距離をあけ、気を付けましょう。

日本のリンクでは 一般的に時計と逆回りに滑ることになっていますが、初めてリンクに来た人の中には 急に逆走したり、追いかけっこをしたりして予測できない動きをする場合があります。周りをよく観察して怪我のないように注意が必要です。

2.貸切中での練習

次に貸切で練習する場合ですが、ジャンプを跳ぶ場所など決まっている場合も多いのでコーチの指示に従いましょう。貸切の人数も様々ですが、まず周りをよく観察する ことが必要です。




ジャンプの練習の時はみんながジャンプしていることが多いですが、当然練習のジャンプなので失敗してこけることも頻繁にあります。こけたからといっていつまでも氷に座っていないで、すぐにその場を離れて 次の動作に移ることが大事です。

ジャンプなどは比較的全ての選手が、リンクサイド側に向かって跳ぼうとします。いつまでもこけたその場所にいると、自分も危険ですし相手の邪魔にもなります。

ジャンプの中でも特に注意したいのがアクセルやルッツなどです。なぜその二つのジャンプなのかと言うとアクセルもルッツも助走の間、長く後ろ向きで滑っているからです(ステップを入れない場合)。

自分が アクセルやルッツを跳ぶ時は、 特に他の人がいないか、または、来ないのを確認して跳びに行きましょう。

貸切の場合、曲かけをして練習する場合がよくありますが、基本的に曲かけをしている人が優先です。曲かけの人が今どこを滑っているのか、次はどの辺りに来るかなど、予測して練習することが必要です。衝突や邪魔などないようにしましょう。

また コーチに練習を見てもらっている人にも注意しましょう。 コースが同じにならないなど気をつけましょう。

3.試合直前の6分間練習

最後に6分間練習です。これは試合前の大事な練習になります。選手によって違いますが、プログラムを 一通り練習する選手や気になるところを重点的に練習する選手など様々です。

しかし、やはり気をつけたいのは怪我など起こさないことでしょう。 いつも以上の緊張と集中の中で練習するので、周りが見えづらいこともあるでしょう 。

そのためには自分の練習も大事ですが、周りの選手がどの様な動きをするか、 注意深く見て自分が行こうとするコースにかぶらないかなど気をつける必要があります。

特に ジャンプを跳ぶ時などお互いにある程度距離を保つなど、 怪我のないように細心の注意を払うべきです。練習中は衝突や接触など怪我が起きやすいです。周りをよく見て細心の注意を払うとともに、 ある程度の譲り合いを心がけましょう。

また 注意していてもどうしても起こってしまうという怪我もあるでしょう。そういう場合に備えてスケート保険には必ず入るようにしてください。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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