乗馬はとても楽しいスポーツですが、時には危険も伴います。
自分の安全を確保するために、ヘルメットはしっかり装着しましょう。
ここではヘルメットと鞭の選び方についてご説明します。
1.ヘルメットの選び方
お店で探すといろいろなヘルメットがあり、値段もかなりの幅があるのでどれを選べばよいのか分からないことがあるでしょう。
乗馬らしくて見た目のかっこいいのはベルベットタイプでしょう。
しかし、最近はベルベットタイプのヘルメットを使う人は稀になりました。
一度使ってみると分かるのですが、非常に蒸れて熱いのです。
もちろん選び方には人それぞれの基準がありますが、新しくヘルメットの購入を考えているのなら、プラスチックタイプの物がおすすめです。
乗馬は全身運動なので、半端なく汗をかきます。
しかし、最近のヘルメットの多くは通気性が良いように工夫されており、しかも水洗いできるものが多くあり清潔です。
また、軽量設計の物も多くあり首の疲れを軽減できます。
そして、ヘルメットで一番大切なのが「ずれない事」です。
ダイヤルで頭の大きさに合わせて調節できるタイプの物が主流ですが、できれば実際に試着して自分に合ったものを選びましょう。
乗馬は平常時でもかなり大きな振動を伴いますが、ヘルメットが効力を発揮するのは平常時ではなく、馬が物見などをして大きく揺さぶられ落馬したときです。
それで、どんな動きをした場合にも常に頭から外れず、視野を遮らないヘルメットが必要になるわけです。
ダイヤル調整をしても、すべての人の頭にフィットすることはないので、試着をしながら探してゆくのが良いでしょう。
また、あごの部分にチンカップの付いているものは、ヘルメットをより固定させることができます。
喉にハーネスがあたると苦しく感じるという人は、チンカップ付の物を使うと疲れません。
値段には幅がありますが、10000円前後の物を購入しておけば、将来競技大会に出場する場合にも問題なく使用することができるでしょう。
2.鞭の選び方
全くの初心者が焦って鞭を購入する必要はないと思いますが、乗馬クラブによっては早いうちから鞭をそろえることを勧めにようです。
重い馬の場合、鞭を使わなくても持っているがけで馬の集中力が上がる場合があります。
つまり、初心者のうちは馬に「私は鞭をもっていますよ」と見せるだけの物と考えても良いでしょう。
それで選び方としては、3000円ほどの短鞭を選ぶと失敗がない思います。
ただし、きちんと拳を立てて手綱が握れるようにしてからでないと、知らず知らずのうちに鞭で馬を煽ってしまうことがあり危険なので注意しましょう。
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