今回は、馬と乗馬にまつわる豆知識や面白いエピソードを集めてみました。
皆さんが知っているようで知らない豆知識や、馬ならではのエピソードや馬の、不思議について説明したいと思います。
どうぞ楽しまれてください。
1.馬もつむじで性格が分かる
本当かうそか分かりませんが、人間の殆どのつむじは右巻きで、数も1つだといわれていますが、そのつむじが左巻きだったり、数も多いほど変人とか天才とか言われていますが、実は馬もつむじの数で性格が分かるといわれています。
馬は全身を毛で覆われているので、当然つむじの数も多いですが、そのつむじの位置と、それぞれのつむじの呼び名が決まっています。
馬のつむじは旋毛(せんもう)と言い、19箇所に散らばっていています。
全ての名称は割愛させていただきますが、馬の顔の鼻梁から鼻腔の間にある旋毛を「華粧」(けそう)と呼びます。
通常、華粧の繊毛の数は1つです。
実は、この華粧の繊毛の数が多ければ多いほどその馬の気性は激しいといわれています。
統計を取ったわけではないので本当か嘘かわからないのですが、筆者の経験でもあたっている気がします。
その話を先輩から聞いた時は、ふーんと聞き流していたのですが、それから何年かして迎えた馬が能力は高いのですが、ものすごい暴れ馬でした。
その馬を洗っているときに、その華粧の事をふっと思い出し、自分の馬の華粧を確認したところ、なんと4つありました。
しかも、やはり気性が激しいといわれている青毛だっとので、毛色と華粧の繊毛の数の相乗効果だったのでしょうね。
みなさんも、乗馬クラブにやんちゃな馬がいたら、是非、華粧の数を確認してみてください。
2.馬の寿命はどれぐらい
馬の寿命は、だいたい20年から30年と言われています。
中には40年近く生きる馬も居ますし、日本では、名競走馬だったシンザン号は35歳まで生きました。
通常、競走馬は過酷なトレーニングを受けるために、乗馬用の馬よりも短命だといわれていル事を考えると、シンザン号は本当に長寿でした。
馬の年令を人間の年齢に換算する時は、馬の実際年令に1を足して4を掛けるので、35+1x4=144、144歳は凄いですね!
イギリスには、35歳どころかその倍に近い62歳まで生きたという馬がギネスブックに載っています。
62+1X4=252、252歳、もう凄いとしか言えません。
馬も10歳超えるあたりから中年になり、体力も落ち、おとなしくなってくると覚えておいてください。
3.馬の平熱
馬の平熱は、人間の平熱より少し高めの37度から37度8分ぐらいと言われています。
38度台であれば微熱ですが、39度からは人間と同じく、高熱とされています。
やはり、熱があれば馬もだるいでしょうし、体調不良のサインです。
体温計があれば乗馬前に検温することをお勧めしますが、無い場合は身体を触って、いつもより体温が高くないか、熱を持っている部分はないかを、健康維持のためにも確認する習慣をつけるとよいでしょう。
4.蹄鉄は鉄に限らず
殆どの乗馬用の馬も競馬用の馬も「蹄鉄」を蹄にはいています。
蹄鉄は、蹄が不均等に磨り減ったりしないようにするための馬にとっては靴のようなものですが、滑り止めや、クッションの役割をしています。
昔は重い鉄製の蹄鉄が主流でしたが、現代では。その素材は、鉄とは限らず、アルミ製やゴム製のものまであります。
特に競走馬は、より速く走るために、乗馬用馬の蹄鉄よりも軽いものを装着しています。
5.馬はにんじんが大好きって本当
馬にはにんじん、馬の大好物はにんじんと思われている方は多いと思います。
漫画等でも、馬を速く走らせるために乗馬者が馬の鼻先ににんじんをぶら下げているイラストが良くあります。
乗馬中にあげるごほうびのおやつもにんじんが多いでしょう。
馬は本当ににんじんが大好きなのでしょうか?
実は、にんじんが好きというわけではなく、馬は単に甘党なのです。
にんじんは野菜の中でも甘みが強いので、馬が好むといわれています。
にんじんではなくとも、甘いものであれば、馬はりんごや角砂糖も大好きです。
しかし、お砂糖や果糖が高いものは虫歯の原因にもなりますので、甘いおやつはほどほどにしましょう。
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