乗馬の服装というと、黒いベルベット張りのヘルメットと、長いブーツとぴたっとした乗馬ズボンをまず思い浮かべるのではないでしょうか?
初心者や体験乗馬をする場合は、ブーツやヘルメット等は乗馬クラブで貸してくれます。
しかし乗馬を継続すると決めたら、自分専用のものを揃えた方が良いものがあります。
今回は、その装備について説明したいと思います。
1.乗馬を習うと決めたら揃えた方が良い装備について
乗馬を始めたら、いっぺんに全てを揃える必要はありませんが、自分専用のものを徐々に揃えていった方が良いと思います。
やはり、乗馬は身体を動かすスポーツですので、服装や装備は自分の身体にあった動きやすいものを着用した方が上達も速いからです。
それに、自分で選んだ物の方が馴染みやすく使いやすい上に愛着も沸くと思います。
鞍や頭絡等の馬が装着する馬具は、自分の馬を持たない限り所有する必要はないと思います。
しかし、普段身に着ける乗馬用のブーツや、乗馬ズボン、ヘルメット、プロテクター類は自分用の物を揃えましょう。
2.乗馬で最初に揃えた方が良い装備
まず、乗馬をするにあたって必要な装備は、ヘルメットと上半身用プロテクターです。
ヘルメットも上半身用プロテクターも、落馬したときに身体を守ってくれる大切な装備です。
実は、最近は乗馬の装備も進化していて、昔のようなベルベット張りの優雅なヘルメットは少なく、いかにもヘルメットですというものが主流になっています。
ヘルメットを購入する際は、必ず安全基準をパスしているものを購入してください。
価格は1万5千円~10万ぐらいです。
上半身用のプロテクターは、2万円~4万円ぐらいです。
その次に必要なのは、乗馬ズボンでしょうか?
スウェットやジャージでも良いのですが、耐久性も弱いでしょうからすぐぼろぼろになると思います。
乗馬用のズボンの事は、通称「キュロット」と呼びます。
キュロットは、伸縮性、通気性、耐久性にも優れた、乗馬用に作られた専用のズボンです。
擦れやすいひざの内側や臀部が補強されています。
鞍の上で滑り過ぎも引っかかり過ぎもせず、騎乗者の動きを阻害しないような素材で出来ています。
最近では、色も沢山あるので、お気に入りの一着がきっと見つかると思います。
価格は2万円~4万円ぐらいです。
そして、あとは乗馬ブーツです。
昔は、革製のブーツが主流で、馬を手入れする時は長靴に履き替えたりしていましたが、最近では上質のゴム製乗馬ブーツが沢山あります。
足のサイズだけでなく、ふくらはぎの太さや足の甲のサイズも色々ありますので、自分の脚に会った履きやすいものを選ぶ事ができます。
ゴム製のブーツでしたら、1万円から2万円で種類も豊富にあります。
あとは、グローブも自分の手のサイズに合ったものを使われることをお勧めします。
手綱にあたるところは補強されており、耐久性もあります。
素材も、布製、革製と色々有り、数千円からあります。
3.乗馬で少し上達したら揃えた方が良い装備
少し上達したら、馬を推進する為に使う、短鞭や拍車も使うことがあるでしょう。
こちらも、サイズや形が色々とあるので、自分にとって使いやすいものをお持ちになる事をお勧めします。
短鞭は、数千円から1万円ぐらいのものが一般的ですが、高級品だとあのエルメス製の鞭もあります。
拍車は、だいたい5千円前後です。
自分用の装備を持てば、練習へのモチベーションもあがると思いますので、是非お気に入りの装備を見つけられてください。
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