フラダンスの衣装「パウスカート」の作り方その2

フラダンスのレッスン着、パウスカートの作り方。

続きはゴムを通す作業からです。

ミシンがけが終わったら、もう細かい作業はありません。

あとはぐいぐいゴムを通していきます。

少し腕力がいりますが、これもフラダンスのための筋トレだと思って頑張りましょう。

目次

1.ゴムを通す

いよいよ仕上げです。

まず、90cmの長さのゴムを必要な本数分用意します。

ゴムの幅は8mmから1cmのものが最適です。

1本ずつ通していくと、最初の1本はいいのですが、残りを通すときに非常にやりにくいので途中で投げ出したくなってしまいます。

頑張ってまとめて一緒に通してしまいましょう。

その為の秘密兵器は、フラダンスとは全く無縁なもの、料理に使う『菜箸』です。

菜箸の反対側の端に穴が開いていて紐が通してあるものを選び、ゴムの本数分用意しましょう。(100円SHOPでも手に入ります)

紐を取り除き、その穴にゴムを通します。

通したゴムの先から1cmほどのところに小さく切り込みを入れ、その穴に菜箸の反対側の端を通して引っ張っておきます。

こうしておくと、通している途中でゴムが離れて置き去りになってしまった、という悲しい事故を防ぐことが出来ます。

ゴムは菜箸に通したのと反対側でまとめて縛っておきます。

菜箸を同時にゴム通し穴から差し込み、同時に一気に通していきます。

菜箸の根元をお腹にあてて固定し、布を上から下にぐいぐい押す感じにして箸を通していき、布がたまってきたらゴムの方に送って行く、この動きを繰り返します。

ゴムが通し終わったら、両方の端から20cmほど引き出し同じラインのゴム同士でそれぞれ縛っておきます。

ゴムを通し終わったら、ギャザーが均等になるように上下左右に引っ張って調整します。

出来上がったら試着してみてゴムの長さを調節してください。

これで完成です!

2.まとめ

さあ、どうでしょう。

意外と簡単に縫えると思いませんか?

パウスカートを縫うのにテクニックなんか必要ありません。

ただひたすらまっすぐに縫い続ける根気があれば誰でも出来るのです。




気に入った布で縫った自分だけのオリジナルパウスカート。

レッスンがいっそう楽しくなりますね。

1.おまけ パウスカートケース

パウスカートを縫う時、ついでにパウスカートケースも作ってみてはいかがですか?

パウスカートケースは縦に長い巾着袋で、底にも穴が開いている形です。

布を買う時に43cmほど余分に買っておきます。

袋の長さ(パウスカートの丈+15cmくらい)に、布をカットします。(布の柄の出方に注意してください)

布を中表にして長い方の端を合わせ、縫い代を1~1.5cmほど残して縫います。

この時、袋の下の部分の端から2cmのところから縫い始め、上の部分の端から8.5cmのところまで縫い、紐通し分2cmをあけて、残りの6.5cm(縫い代0.5cm+紐通し分2cm+余白2cm×2)を縫い、縫い代の始末をします。

下部分の布端から裏側に0.5cm、そこからさらに1.5cmで三つ折りにして縫います。

上部分の布端から裏側に0.5cm、そこからさらに4cm折り、折った端を縫います。

さらに、折り返した線から2cmのところを縫います。

これで、表側に紐通しの穴が出来ているはずです。

下部分には10cmくらいの長さのゴムを通し縛るか縫いとめます。

上部分には紐を通します。

紐を袋と同じ布で作りたい場合は、さらに布を5cmほど余分に買っておき、その布で長さ60cmくらいの紐を縫います。

布を60cmにカットし、縦に半分に折り、布端から1cmほどを内側に折り込んで端を縫います。

紐の両端は0.5cmを2回折り込んで、手縫いで縫いとめておきます。

この紐を通せば完成です。

ゴムの方から袋の中に手を入れて反対側から手を出し、縦に4つくらいに折りたたんだパウスカートのゴム部分をつかみ引っ張ります。

パウスカートを袋の中に収納し、紐を引っ張ります。

パウスカートを畳むことは結構難しいのですが、このケースがあればパウスカートがコンパクトにまとまって、レッスンバッグの中にも収納しやすくなります。

これも直線に縫うだけでとても簡単ですので、ぜひ作ってみてください。




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この記事を書いた人

当サイトの管理人。元々無趣味な人間だったが、様々な趣味を試すうちに、今では超多趣味人間に。同じように趣味を探している人の役に立ちたく、本サイトを運営しています。

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