筋トレ種目の多くは両手あるいは両足を同時に鍛えます。
しかし、ダンベルなどを用いて片腕ずつ、あるいは片足ずつ鍛えることにより、筋トレ効果をさらに高めることが出来ます。
そこで今回は、片腕・片足ずつ鍛えることのメリットと、お勧めの筋トレ種目をいくつか紹介します。
1.片腕・片足ずつ筋トレするメリット
通常、両手あるいは両足で行う筋トレ種目を片方ずつ行うことによるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
1.筋肉を意識しやすくなる
筋トレは重りを上げ下げする運動ですが、それと同時に鍛えている筋肉を意識することで、筋トレ効果がより高まります。
片腕・片足ずつ行うことにより、片方の腕・足だけに意識を集中させることができるので、その分筋トレ効果を高めることができます。
効率よく筋肉をつけたい場合は、筋肉を意識しながら筋トレを行うことが非常に重要になります。
2.高重量が扱える
両手・両足に注いでいたエネルギーを片腕・片足につぎ込むことが出来るので、その分重い重量を扱うことが可能になります。
また、ダンベル・ロウのように空いた方の手で身体を支えることにより、腰の負担を減らすことができ、無駄なエネルギーを使うことがなくなるので、そういった意味でも高重量を扱うことができます。
大きな筋肉をつけたいなら高重量での筋トレが必須となるので、目的が筋肥大の場合は積極的に片腕・片足の筋トレを行うようにしたいところです。
3.バランス感覚を養える
例えばスクワット。
スクワットを片足で行うことにより、上半身がぐらつきます。
このぐらつきを抑えるために、股関節のインナーマッスルを始めとする「バランスを取る筋肉」に刺激を与えることが出来ます。
スポーツをしている場合は、バランス感覚も非常に重要になるので積極的に片腕・片足の筋トレを行うべきだと言えます。
では、片腕・片足ずつ行うことをお勧めする筋トレ種目をいくつか紹介します。
2.ワンハンド・サイドレイズ
サイドレイズは三角筋側部を鍛える筋トレ種目で、通常は両手同時に行なうのが普通です。
しかし、特に筋トレ初心者の場合は三角筋側部を意識することが困難なため、片腕でサイドレイズを行うことをお勧めします。
3.ワンハンド・ダンベルロウ
先程も言いましたが、ダンベルロウでは空いた方の手で身体を支えることができ、腰にかかる余計な負担を軽くすることが出来るので、高重量を扱いやすくなります。
また、もちろん腰痛のリスクを軽減することもできます。
背中の筋肉もなかなか意識するのが難しいので、筋トレ初心者の場合は積極的にダンベルロウを背中の筋トレメニューに取り入れるようにしたいところです。
4.片足スクワット
これも先程言いましたが、特にスポーツをされている方は積極的に行うべき筋トレ種目になります。
また、ダイエットが目的の場合でも、片足ずつ筋トレすることにより消費カロリーの向上が期待できるので、是非トライしてみましょう。
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