今まで走る経験がほとんどない方が、趣味でランニングを始めてフルマラソンに挑戦する方も増えてきています。
秋や冬に本格的にマラソンシーズンが始まるので、夏には練習を本格的に始めなければならないことも多いでしょう。
夏は、日中は太陽が照りつけ、走るには過酷なことがあります。
そこで今回は、ランニング初心者が夏のランで気をつけるべきポイントについて紹介していきます。
1.ランニング初心者が夏のランで気をつけるべきポイント
夏にランニングをする際、気温がかなり高いので、気をつけておきたい点がいくつかあります。
いちばん始めに、熱中症の予防です。
走ると必ず汗をかきますが、運動するとエネルギーを作り出し、それと同時に熱も生まれます。
熱を外に放出しなければ、体内に熱がこもって恒常性を維持できないので、汗をかくことによって熱を体外に放出する機能を身体は持っています。
汗はもちろん身体にある水分から作られているので、喉が乾く前に水分補給をする必要があります。
一度に飲む量は、コップ1杯分200mlを目安にして、一気に飲みすぎないようにしましょう。
1.走るタイミング
ランニング初心者は、早朝や夕方以降の涼しい時間帯にランニングを行うことが、長続きする上でポイントになります。
普段、ランニングの習慣ができていている方でも、日中の太陽が照りつける時間帯に走ることは少ないかもしれません。
仕事後、夕方や夜間に走る方が大半です。
ランニングの強度を慣らしていくように、太陽の日射や暑さにも少しずつ慣らしていくことが必要です。
いきなり、真夏の炎天下を10kmや20km一気に走ったりするのは、熱中症を招く可能性が高く危険です。
ランニングを始めた初期は、朝や夕方以降の涼しい時間帯に走り、長い時間走ると体力をつけることを最優先にします。
2.服装は軽装で
ランニングをする際、暑い時期に関わらず、サウナスーツや厚手の服装で走る方も多いですが、ダイエットや脂肪燃焼の効果は着ても着なくても全く変わりません。
サウナスーツなどを着て走り、かなり汗をかきますが、このときの体重減少は、ほぼ全てが水分の損失によるものです。
むしろ、汗をかきすぎによる脱水が熱中症を引き起こす可能性を高めてしまいます。
ダイエット、体脂肪燃焼の本質は、適度で緩やかなペースで長い時間走ることですので、安全面、効率のよさを考えても、軽装で走りやすい格好で走ることが大切です。
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