水泳を始める方の多くが、健康のためやダイエットのためです。
ただ、水泳をやって実際に効果が出ている人や効果が出ていない人もいらっしゃいますので、その効果については少し疑問があり、より具体的にどうすれば水泳でダイエットができるかをしっておくべきです。
1.水泳はダイエットに向いているのか?
水泳で減量自体は可能です。
ただ、週4回ペースで泳ぐ必要があり、さらにダイエットをするための食事のメニューなどに気を配らなければなりません。
ですので、現実的にもっとも泳ぎやすい、週2ペースぐらいにすると言うほど効果は出ないのです。
また、水泳は減量よりも現在の体重を維持し続けるという目的であれば、週2回くらいのペースでも十分な効果があります。
水泳は心肺機能を鍛えられる有酸素運動なので、消費カロリー自体は十分にあるのですが、ただがむしゃらに泳いでいても痩せることはほとんどありません。
メニューなどをある程度決めておくべきでしょう。
また、ウォーキングだけであってもカロリー消費には効果的です。
そもそも、水の中で動くことによって、水の圧力を受け、全身がマッサージされて血流が良くなる、老廃物が外に排出されやすくなるから、水泳をしていると痩せやすいという定説が生まれているのです。
ただ、消費カロリーを増やさないと意味はなく、食事のメニューを変える気がないのであれば、全く痩せないこともあるのです。
さて、全ての泳法の中で一番カロリーを消費するのはクロールです。
クロールは最も激しい動きをする泳法ですから、当然ですね。
ただ、瞬間的な消費カロリーを増やすよりも、長時間泳ぐ方が最終的な消費カロリーは増えますので、長時間泳ぐことのできる平泳ぎもおすすめです。
2.泳ぐ際にダイエットをするのなら
水泳でダイエットをするのなら、距離よりも量、時間を意識することが大切です。
水泳でダイエットをするのなら、30分以上をゆったりと泳ぐだけでもそこそこの効果はあるのです。
そのため、上述したように平泳ぎでもある程度の効果は期待できるのです。
平泳ぎはフォームも整えやすく、クロールのフォームが悪い、悪く言えば下手な人なら、クロールよりも多くのカロリーを消費することが出来ることもあるのです。
ただ、フォームが良ければ一番効率がいいのはクロールで間違いありません。
一時間のクロールで、消費カロリーを1300キロカロリーも消費することができるといわれており、これは陸上の運動と比較してもかなりの消費量なのです。
もちろん、正しいフォームで泳げることが大前提です。
ですので、水泳をしっかりとならって、フォームを覚え、それである程度泳げるようになれば、インターバルを取りつつも、1時間クロールをするのが一番おすすめだと言えるでしょう。
ちなみに、200メートル以上を泳いだあたり、さらに20分以上運動をした状態からは、かなり脂肪が燃焼し易くなります。
もしも、アップをしてから泳ぐのであれば、10分くらいはウォーキング、残りの10分を使って、平泳ぎなどで200メートル以上を泳いで、あとはずっとクロールをし続ける、というのがかなり痩せやすい泳ぎ方だと指摘できるでしょう。
泳ぎが得意ではない、初心者であればウォーキングから初めて、フォームを完成させるとように意識しましょう。
ウォーキングでも、普通に歩くよりは2倍もカロリーを消費できますし、普通に歩くよりも楽です。
もちろん、ダイエットのためには摂取する栄養には気を付けて下さい。
脂物を取りすぎると、早く泳げなくもなりますし、逆に泳いだ後に食べると太ってしまいますよ。
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