水泳の練習をする際、あるいはレースに出場する際には、必ずウォーミングアップとクールダウンをすべきです。
これがあるとないとでは、練習の効率も体の疲れやすさも変りますので、ぜひとも覚えておきましょう。
1.水泳のウォーミングアップ
まず、ウォーミングアップです。
練習をする際にいきなり長距離を泳いだり、短距離のダッシュをしたりする人はいないと思いますが、ウォーミングアップを必ずしておくべきです。
ウォーミングアップとして適切な時間は約15分から20分です。
のんびりと泳ぐのがおすすめです。だいたいそれぐらいの時間はゆったりと25mを何往復かしながら、好きな泳法で泳ぐようにしましょう。
もちろん、水泳の練習中は時間を短くしても構いません。しかし、5分から10分は必ずウォーミングアップに使いましょう。
ウォーミングアップに時間をそれなりに使うことで、体が温まり、より高いパフォーマンスを行うことができるようになるのです。
また、レースに出場する際には、15分から20分間で1500mから2000mは泳ぐようにしましょう。
レースのスケジュール次第ではありますが、実際に自分が泳ぐまでにはかなりの時間を間に挟むことになりますので、ある程度はしっかりと泳いでおく必要があるのです。
ただ、突かれてしまっては元も子もありませんので、スピードを出し過ぎないように注意しましょう。
2.クールダウン
クールダウンはだいたい5分から10分程度を泳ぐことになります。
特に水泳の練習を終えた後に、メニューの最後としてしっかりと泳いでおきましょう。
クールダウンの効果としては、筋肉中の血行を促すことです。それによって乳酸を拡散させて、疲れを無くすのですが、このクールダウンは、ジョギングやランニングなどの有酸素運動が適当だと言われています。
もちろん、水泳も有酸素運動の一つですので、適切な運動だと言えますね。
クロールや平泳ぎなどでゆったりと泳ぐのもいいのですが、どちらかと言えば、水中ウォーキングの方がクールダウンには適しています。
水中ウォーキングであれば、ゆったりと水中を動くこともできますから、筋肉を冷やして血管の収縮と膨張を促すのにも適していますし、筋肉や関節に掛かる負担もかなり軽減させることが出来ます。
そのため、クールダウンにはかなり向いている行動なのですね。
ですので、1時間くらいの練習を終えた後には、水中ウォーキングを行ってしっかりとクールダウンをするのがおすすめだと言えます。
クールダウンをしておけば、疲れにくくもなりますし、怪我をする可能性も減らせることができますので、趣味の水泳を長続きさせるため、趣味として継続させるためにもしっかりとクールダウンは行いましょう。
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