卓球の選手の中には、サウスポーの選手もいます。
サウスポーの選手は数が少ないために、慣れていないことが原因で、苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、サウスポーの選手は、普段、右利きと練習をしているので、右利きには慣れています。
卓球の試合でも、対戦するかもしれません。
卓球の試合に備えて、サウスポー対策が必要になってきますね。
「慣れ」を除けば、条件は一緒なので、逆の立場になると、攻め方がわかってきます。
サウスポーはバックハンドが得意な選手が多いような気がします。
どこを攻めていいのかわからないから、とりあえず、バックにボールを集めてしまうのか、それとも、右利きが、フォアクロスに打つ癖があるのかはわかりませんが、一般的にもそういわれているようです。
実際、自分のチームにいたサウスポーもバックは得意でした。
1.フォア前に小さなサーブ
フォア前に小さくサーブを出す練習をしましょう。
相手のフォア前に小さく、台の上で2バウンドするようなサーブを出します。
一般的に、バックハンドが得意なサウスポーなので、まずはその得意な場所から引き離します。
その後、3球目でバックを狙うなど、その後の展開も考えておきます。
サーブは数種類あるといいですね。
2.バックへ深く速いロングサーブ
回転もいろいろ工夫しながら、バックへ深めの速いロングサーブを出す練習をしましょう。
その後、3球目攻撃をするなど、その後の攻め方も考えておくようにします。
3.バッククロス
バッククロス(相手のフォア側)を狙う練習をしましょう。
これは、サウスポーに自分がやられたら嫌だなぁと思うコースなので、相手も逆にやられたら嫌なのではないでしょうか。
バックは空くので、次はバックを狙います。
4.フォアドライブをストレートに
フォアドライブは、もちろんフォアクロスのほうが狙いやすいのですが、サウスポーは、バックは慣れているので、フォアドライブを相手のフォア側、つまり、クロスではなく、ストレートに打つ練習をしておきます。
サウスポーには慣れていないので、どこを狙ったらいいのかわからなくて、相手のバックに返しがちですが、バックからミドルにかけては、サウスポーの得意なコースです。
フォア側も積極的に狙い、左右に大きく動かしましょう。
5.サウスポーの横回転
サウスポーの横回転に気をつけましょう。
サウスポーの横回転は、右利きと逆です。
フォアから出す横回転は、右利きのバックからの横回転と同じです。
逆の回転を出す選手もいますので、気をつけましょう。
サウスポーは、こちらの横回転には慣れていますが、フォア前に強い右回転のサーブが出せるなら、ボールは外側に逃げていくので、相手から離れていき、有利です。
その後の攻撃も考えておきましょう。
しかし、逆に同じサーブを出されることもあるので気を付けてください。
卓球のサウスポー対策についていくつか説明をしてきました。
サウスポーに限らず、選手それぞれ、得意、不得意はあります。
卓球の試合では、なるべく早く、相手の得意、不得意を見つけることです。
相手の得意とすることを、させないように、相手の苦手とすることを攻めていくようにします。
卓球のサウスポー対策は、自分がサウスポーにやられて嫌なことを相手にもするということを考えると、攻め方も見えてくるでしょう。
卓球の試合でサウスポーと対戦することになったら、イメージしてみましょう。
イメージすることはとても大切です。
どこにどんなサーブを出したらどこに返ってくるのか、相手がどこを攻めてくると嫌なのか、イメージしておくだけでも違いますよ。
イメージ通りのボールが返って来たときはチャンスです。
サウスポーは一般的にバックが得意な人が多いようなので、バックにばかり返すとこちらが振り回されてしまい、不利になります。
相手を大きく動かすことを考えましょう。
サウスポー対策をしっかりとして、卓球の試合に備えましょう。
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