ヨガはそれほど激しい運動ではありません。
しかしながら、体を大きく動かすポーズも多いので、妊娠初期には特に注意が必要です。
今回は、妊娠初期に避けた方がいいヨガのポーズをご紹介します。
1.妊娠初期に避けた方がいいヨガのポーズ①お腹を圧迫するポーズ
妊娠初期以降、妊娠中全般においてヨガをおこなうなら、お腹に負担がかかったり、お腹を圧迫するヨガのポーズは避けた方がいいでしょう。
お腹を圧迫するポーズは、例えば弓のポーズ、コブラのポーズ、バッタのポーズなどです。
弓のポーズは、うつぶせになり両手で足を持って背中を反らします。
コブラのポーズは、うつぶせになり、胸の横で手をついたまま上体を反らします。
バッタのポーズは、肋骨の下、お腹、骨盤は床につけたまま、それ以外の上体や足を上げるポーズです。
2.妊娠初期に避けた方がいいヨガのポーズ②お腹をひねるポーズ
妊娠初期以降、妊娠中全般においては、お腹をひねったり伸ばすヨガのポーズは避けた方がいいでしょう。
例えば、三角のポーズ、アーチのポーズなどです。
普段できるポーズでも、妊娠中には体型が変わり、やりにくくなることもあります。
一度手をついてから起き上がるなど、衝撃がないようにすることも大切です。
3.妊娠中におこなうといいヨガのポーズ
ヨガの猫のポーズは、猫が体を丸めたり伸びをしたりする様を表しています。
妊娠初期以降、体調がいい時におこなってください。
まず四つんばいになります。
手の指はしっかりと広げて人差し指が前方を向くようにします。
膝は肩幅に開き、足の先まで同じ向きにします。
息を吸いながら背中を丸め、頭もおへそを見るように下に下げていきます。
首の後ろが伸びて気持ちいい感覚を味わいます。
次に息を吐きながら背中を反らしていきます。
頭も上げていき、最後に目線が頭上になるようにゆっくりでいいので動かしていきましょう。
呼吸を続けながら体を丸めたり伸びをしたりを繰り返します。
何度か繰り返したら、伸ばした状態で息を吸ったり吐いたりします。
できるだけ多くの息を吸い、ゆっくりとできるだけ長く息を吐いていきます。
首と背中の緊張をゆるめることで、肩こり解消にも効果を発揮します。
猫のポーズ以外にも、妊娠中にできるポーズはありますが、無理のない範囲でおこなってください。
妊娠初期にヨガをおこなうなら、あぐらをかいて深く長い呼吸をするのもいいでしょう。
リラックス効果が得られます。
4.妊娠初期にヨガをおこなう場合の注意点
妊娠中、特に妊娠初期は体調が不安定ということもあります。
絶対に無理をしないようにしてください。
ヨガの教室によっては、産科の許可を取る必要がある場合もあります。
安定期に入った16週以降でないと参加できない教室もあります。
いずれにしても、妊娠中にヨガのレッスンに通うなら、マタニティヨガのレッスンを選ぶといいでしょう。
安定期に入っても、無理しないようにしてください。
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