象のポーズは、全身の筋肉をバランスよく柔軟にすることができるヨガのポーズです。
他にも、様々な効果が期待できます。
今回は、象のポーズのやり方と効果についてお伝えします。
1.ヨガの象のポーズ、やり方は?
ヨガの象のポーズは、立位のポーズです。
やり方が複数あるので、心地よくできる方法を選んでください。
足を肩幅より少し広めに開き、骨盤を正面に向けて立ちます。
どちらの手が前でもいいので、両手を胸の前でクロスさせましょう。
手をクロスしたままで、軽く耳たぶをつまみます。
右手で左の耳たぶを、左手で右の耳たぶをつまみます。
耳たぶを強くつかんでしまうと、上体や腕に力が入りすぎるので注意してください。
息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながらあごを前に突きだし上体を倒します。
気持ちがいいところまで前屈し、上体や腕の力を抜きます。
3呼吸程、ポーズをキープします。
呼吸をするたびに、より深く前屈していけるはずです。
深く長い呼吸を心がけてください。
息を吐きながら上体を起こし、手も戻します。
クロスした手を反対にした場合でもおこないます。
気分が悪くなったら、すぐに元の姿勢に戻ってください。
両手を組んでグーの形にして、上体を倒してもいいです。
他の方法では、上体を起こしたまま、ひざを少し開きます。
両腕を前方に伸ばし、ひじを曲げます。
ひじをくっ付けたままで、胸の前にグーの形で置いた状態で呼吸を続けます。
さらに他の方法では、右手のひじを伸ばし手のひらを前方に向けます。
左手は左肩に置き、そのままポーズをキープします。
反対側も同じようにおこないます。
無理のない方法を選んで、おこなってください。
視線は、上体を倒す方法では足元に、上体を起こしたままの方法なら前方に置きます。
ヨガの象のポーズは、象が長い鼻を伸ばしたり曲げたりと動かす様子を表しています。
子供さんでも、楽しんでできるポーズです。
子供さんとするなら、鼻になる腕を前方に伸ばし、反対側の腕は腰に添えます。
伸ばした腕を、上下左右に動かします。
象の鼻のように、大きくゆっくりと動かします。
それほど細かいことにこだわらず、楽しむことを優先してください。
2.ヨガの象のポーズ、効果は?
ヨガの象のポーズは、全身の筋肉を柔軟にし引き締めます。
全身の筋肉をバランスよく調整してくれるので、体のシルエットがきれいになります。
薄着になることが多い、夏に向けておこなうといいでしょう。
足のむくみ、ストレスによる耳鳴りの予防や改善にも効果的です。
生理に伴う足のむくみにも効きます。
腰の強化にもなりますので、腰痛の予防に適しています。
深く長い呼吸を心がけておこなうことで、大きな効果を得ることができます。
朝起きてすぐにおこなうと、頭がスッキリし、一日のスタートが切りやすくなるでしょう。
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