近年、妊活をしている女性から注目を浴びているヨガ。因果関係は分からないけど、ヨガに通うようになってから妊娠しました。といった声も多くあるようです。
はたして、ヨガは、不妊にも効果があるのでしょうか?
1.不妊の原因
不妊の原因は、様々な要因が絡んでいると言われています。
一つには多くの女性が悩みを抱える「冷え性」。冷えは、子宮や卵巣など、生殖器も冷やすことになり、妊娠活動が妨げられる恐れがあります。
また、自律神経の乱れはホルモンバランスを崩し、適性なホルモンの分泌ができなくなり、生理や排卵と言った生殖機能の衰えを招きます。
さらに、精神的なストレスも妊活する方にとって障害となり、悩みや不安などの心の不調が体調にも影響し、妊娠しにくい身体の原因になりえます。
2.妊活にヨガを取り入れることの効果
では、次に妊活に有効と言えるヨガの効果をいくつか見ていきます。
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1.骨盤の歪みを整える
子宮は身体の下腹部に位置し、子宮を支えているのが骨盤です。骨盤の歪みがあると、子宮や卵巣を正常な位置に維持することが難しくなります。骨盤の状態を整えることで、子宮や卵巣の本来の機能を発揮させる手助けになります。
ヨガのアーサナ(ポーズ)は身体にダイレクトにアプローチしていきます。筋肉のコリや張りを緩め、バランスをとり身体を本来あるべき姿へ近づけていくことができます。
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2.新陳代謝が上がる
不妊の原因の一つに「冷え性」がありますが、ヨガをすることで適度な運動量を身体に与えることができるので、血行が良くなり、冷えにくい身体を作ることが可能です。
冷え性が改善されれば、新陳代謝も良くなり、発汗、排泄など、老廃物を正常に排出する機能が整い、さらに冷えにくい身体の維持につながります。
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3.ホルモンバランスが整う
ヨガは自律神経に働きかけホルモンバランスを整える力があると言われています。これは、アーサナ(ポーズ)とプラーナヤーマ(呼吸)により、交感神経、副交感神経を刺激することが可能だからです。
ホルモンバランスが整うと、月経周期が安定することが見込まれてますので、妊娠しやすい身体作りの手助けになります。
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4.リラックス
ヨガで行うプラーナヤーマ(呼吸)は副交感神経を刺激して「睡眠ホルモン」を分泌し、リラックス状態を作ることができ、ストレスの緩和を促します。
また、妊活を目的をした「妊活ヨガ」「不妊ヨガ」と言ったクラスに参加することで、同じ悩み持った人に出会うことができ、悩み等を共有しあい、大きな心の支えになることも期待できます。
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3.妊活中にするヨガの注意点
妊娠の可能性が高い時に、激しい運動をすることは好ましくありません。今の自分の状態を確認した上で、ヨガを上手に取り入れましょう。また、不妊治療で体内受精、体外受精といった治療を行っている場合は、担当の医師とよく相談してヨガを行うようにしましょう。
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