多くのヨガレッスンにはレッスンの最後や初めに瞑想を取り入れたり、また瞑想そのもののクラスがあったりと、ヨガと瞑想は密接に関わっています。
それでは、瞑想とはどんなものでしょうか?
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1.瞑想の目的
瞑想をすることにより、自己を見つめ、自分をコントロールする力を身につける。または悟りを得る、解脱をすると言ったことが目的とされます。
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2.瞑想の種類
瞑想には様々な種類があり、真言やある決まった言葉を唱え瞑想していくものや、身体を動かして身体に意識を向けて行う瞑想。または、呼吸に意識を向けて、思考を観察する瞑想等があります。
どの瞑想も、思考の整理、またはコントロールが目的となり、手段が違うだけで究極の目的は同じと言えます。
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3.瞑想の効果
瞑想を行うことで、思考の整理ができます。この為、集中力が増したり、記憶力が良くなったりという効果があります。
また、瞑想を行うことで、交感神経を沈め、副交感神経を優位にするので、リラックスできる、心が落ち着く、不安が和らぐといった効果もあります。
瞑想の効果は様々な分野で認められていて、アップル社の設立者、スティーブ・ジョブスやマイクロソフト創立者のビル・ゲイツなどの世界的に有名な起業家や、スティング、マドンナといったシンガーソングライター。バスケットプレーヤーのマイケル・ジョーダン選手やテニスプレイヤーのジョコビッチ選手などのトップアスリートも瞑想を実践していることで知られています。
4.瞑想の仕方
瞑想の仕方は様々な方法がありますが、自宅で手軽にできる方法を簡単に紹介します。
1.姿勢を正す
まずは、床に正座やあぐら等、自分の座りやすいように座ります。お尻、下半身を安定させて尾てい骨から頭の頂上まで真直ぐ一本の筋を通すように背筋を伸ばします。姿勢を正しますが、肩の力は抜いて、手を軽く膝の上にポンと置きます。
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2.呼吸
次に鼻から息をゆっくり吸っていきます。吸い終わったら、また、鼻からゆっくり吐いていきます。鼻先に意識を向けて、吸う息と吐く息を観察していきます。慣れてくると打ち寄せては返す波のように呼吸のリズムを感じ取ることができます。
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3.思考の観察
呼吸のリズムがつかめてくると、心が落ち着いてきます。そのまま、呼吸を見つめていきますが、色々な思いや、思考が頭をよぎってきます。
その思いや、思考に反応してあれこれ考えるのではなく、ただ、受け取って流していきます。
よく、瞑想は無になる。といったことを耳にすることがありますが、無の境地を目指さなければと、必死になる必要はなく、ただ、思いと思考を受け流していければ良いです。
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4.瞑想の時間
初めは2、3分といった短い時間でも構いません。慣れてきたら15分〜20分くらいを目安に行うと、瞑想の効果を実感できると言われています。
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5.瞑想の注意点
瞑想には多くのメリットがありますが、一方で、ストイックに瞑想をしすぎたり、適切な指導者もなく特殊な方法で行ったりすると、恍惚状態から抜け出せなくなって瞑想状態と現実の区別がつかなくなったりすることもあります。
自分自身で自宅で行う場合は、肩の力を抜いてリラックスをし、頭の整理をちょっとしよう。くらいの軽い気持ちで行うように心がけ、特殊な瞑想を深めたい場合は、適切な指導者から瞑想の仕方を学ぶことをオススメします。
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